今年は沿道応援に出かけず、テレビ観戦での箱根駅伝になった。
5 区(山登り)を担った青学・神野選手が驚異的な快走を見せた。
かつて「新・山の神」と言われた柏原選手(東洋大卒)を参考記録で上回る
区間記録でゴールインするとは予想しなかった。
柏原選手を上回る選手はなかなか現れないだろうと私は思っていた。
5 区をトップで襷(たすき)を受け取った駒大選手の
アクシデントは、観ていて辛かった。
何度か身体のバランスを崩して、前に倒れては立ち上がり
最後は意識が飛んでいたはず。
なんとか完走できて本当によかった。
今年も山登りで4 区までの各校順位を大きく変える結果になった。
山登り、山下りという特殊区間がある箱根駅伝ならでは、である。
このイベントでひとつだけ、毎年気になっていることがある。
沿道において、出場大学とは無関係のプラカードを
テレビカメラに映そうとする行為が数例あることだ。
つまり、ただ目立ちたい動機での掲示である。
沿道から人々が送る声援は、選手を大いに勇気づけるはず。
それに混じっての「無関係に目立ちたい」行為には
いつも苦々しく感じている。
なんとか規制できないものだろうか。