川崎大師(川崎市川崎区) 3月11日
雷雨が去り、綺麗に晴れた朝を迎えた。
窓から見える景観が晴れていると気持ちも明るくなる。
昨日のこと。
職場の情報システムが更新されるので、講習会に参加する予定があった。
午後である。
出勤してきた佐藤課長にも「今日は講習会に参加する日ですのでよろしくお願いします」と告げた。
上長にその日の自分の予定をあらかじめ告げておくと損はない。
上長も忙しいので部下の予定すべてを把握しているとは限らない。
組織におけるコミュニケーションの基本である。
あれこれ業務をこなしているうちに、講習会の開始時間が近づいた。
講習会は情報システム課の事務所で行われる。
初めて行く居室なので、社内の売店で場所を尋ねた。
西棟3階だ。
西棟3階のエレベーターを降りたが、どちらの方向に向かえばよいのかわからない。
タイミング良く、後輩の鈴木君を見つけた。
彼なら情報システム課の居室の場所を知っているだろう。
鈴木君は別セクションの人と仕事上の話をしているようだった。
「鈴木、鈴木!」と呼び掛けるが、彼は話に夢中でこちらの呼びかけに反応しない。
イライラする。
そうこうしているうちに講習会開始時刻の4分前を迎えてしまった。
約束時刻の5分前到着主義を貫いている私にとって、それは遅刻に等しい。
焦りが最高潮に達した。
そこで目が覚めた。
夢だったのだ。
それにしても、佐藤課長も鈴木君も実在の人物だ。
退職して何年も経つのに、こんなリアルな夢を見るとは・・・。トホホ