うららかな春の朝。好天に誘われて散歩に出た。
あちらこちらで草木が芽吹き、花が咲いている。
私は見つけるたびに歩く足を停め、デジカメに収める。
風もなくぽかぽかとした絶好の散歩日和である。
真冬と比較して春は好きではないが、今日みたいに風が弱く
おだやかな春も悪くないと再認識した。
小声で中学校の時に習った歌を歌いながら、気持ちよく散歩を終えた。
花の街
作詞:江間章子 作曲:團伊玖磨
七色(なないろ)の谷を越えて流れて行く
風のリボン
輪になって 輪になってかけていったよ
春よ春よと かけていったよ
美しい海を見たよあふれていた
花の街よ
輪になって 輪になって踊っていたよ
春よ春よと 踊っていたよ
すみれ色してた窓で泣いていたよ
街の角で
輪になって 輪になって春の夕暮(ゆうぐ)れ
ひとりさびしく ないていたよ