2008年8月23日土曜日

大石八重子先生  2008.8.23

             白石サイクリングロードより   撮影:8月17日



特技、とまで言うと大袈裟だが私は魚を綺麗に食べるのが
上手である。
骨と頭だけを残し、身や皮を残さず食べる。
上手になったのは子供の頃に理由がある。
今でも魚を食べるたびに思い出すことがある。


小学生1年か2年の給食の時間に、担任の先生から
「か●●●くんはお魚(さかな)を食べるのが上手ね」と
褒められた。
それが当時とても嬉しかったのである。
そのことがきっかけで、もっと上手に食べられるようになろう、
という気になった。



褒めて伸ばせ、という教育の典型例だったのだと思っている。
先生はそんなつもりで言ったのではなかったのかもしれないが。

先生の名は大石八重子先生。
若くて色白のやさしい先生だった。
中学に進学した直後に、川崎市生田の自宅へ級友と遊びに
行った記憶がある。

今もお元気だろうか。
消息は知らない。
もしもお会いできたら、このエピソードをお話してみたい。

子供の頃の教育者の影響は計り知れないくらい大きいことを
実感する。
あの時、先生に褒められたことを私は生涯忘れないだろう。