2010年5月22日土曜日

交通安全協会への事業仕分けを支持する  2010.5.22


           「ポスト・フォッシル:未来のデザイン発掘」展    
               東京ミッドタウン




政府による二回目の事業仕分けが行われている。
民主党政権は期待通りではなかったが、この事業仕分けだけは
高く評価できる。
今回、私が注目したのは交通安全協会である。
運転免許更新に行くたび嫌な経験をしているからだ。



更新時期が来ると警察署の窓口に行く。
すると書類を渡され、向かいの交通安全協会で写真撮影し代書を
してくるように案内される。
写真と代書で1,500円から2,000円くらいだっただろうか。
代書は頼むほどの専門技術が必要な作業ではない。




料金を支払う段階で、窓口の中年女性が判で押したように
交通安全協会の会員に入るよう勧誘する。
数年前、私は加入を断った。
メリットがなさそうだったからだ。
すると中年女性は明らかに不快そうな表情を浮かべ、途端に
つっけんどんな態度になったのだ。



警察OBの天下り機関であることは当時の私でもわかった。
運転免許更新に行くと必ず協会で代書することになり、独占的に料金徴収
している。
気の弱い私は、ここ二回の免許更新時には交通安全協会の会員費用を
支払っている。
2,500円くらいを支払い、チャチな会員証を受け取る。
しかし何ら会員としてのメリットを享受した経験はない。
完全なる”ぼったくり”なのである。



次回の運転免許更新には、手間がかかっても写真撮影と代書を自力で
行うつもりだ。
もちろん会員加入を勧められたらはっきりと「結構です」と断る決意を
新たにした。