夕暮れ 撮影:11月26日
関東大学ラグビー・リーグ戦の東海大-流通経済大戦をテレビ観戦した。
リーグ戦の優勝を決める一戦である。
東海大 6勝0敗、流経大 5勝1敗での対戦は、東海大が勝ち、または
引き分けで優勝。
流経大が勝てばともに1敗となるが、直接対決の勝者なので優勝となる。
試合は後半20分過ぎまで流経大ペースで進んだ。
フォワード戦を制し17対3のスコアになったときは、このまま流経大が
楽に勝利を収めると思った。
しかしここから東海大が巻き返す。
連続トライで一気に17対17の同点に追いついてしまった。
残り時間は2分しかないから引き分け(= 東海大優勝)の可能性が高くなった。
しかし、この短い残り時間で流経大が決勝トライをあげ、ノーサイド。
創部40数年での初優勝だ。
監督がインタビューで感極まっていたのが印象的だった。
東海大も劣勢の展開だったが、数少ないチャンスを活かして同点に
持ち込んだのは立派だった。
かつてリーグ戦といえば大東文化大が強かった。
その後、関東学院大の時代が長く続き、最近は4年連続で東海大が
制している。
今日の流経大の戦い方を見る限り、チーム力は対抗戦の帝京に
似ていると思った。
ともにフォワードの強さを前面に出した戦い方をする。
これから大学選手権を迎える。
大学日本一は帝京、筑波、明治、早稲田、流経、東海の争いとなるだろう。
強豪同士の戦いが今から楽しみである。