by Optio LS465 撮影:2月7日
人の話を聴く、聞く(尋ねる)、他人(ひと)と話すはコミュニケーションの基本だ。
これらの基本所作は日々、自己点検してレベルアップすべきだと思う。
特にビジネスに携わる人間は注意した方がいい。
他人の話をろくに聴かずに喋りたがる輩は多い。
私の勤務する会社では経験的に 2 割の男性が当てはまる。
現在の私のパートナーがこのタイプなので、日々うっとうしく感じている。
まるで自分が喋らないと損をすると言わんばかり。
他人の話を時には途中で遮(さえぎ)ってまでして喋る。
どうしてそんなに喋りたがるのだろう。
そこまでして喋ったところで、しょせん相手は貴方と同様に
ろくに聴いてはくれない、と思った方がよい。
間(ま)が大切なのだ。
他人との会話において、沈黙(間)も大切にした方がよい。
沈黙を恐れるがために、内容の乏しい会話を続けた経験は
誰しもあるだろう。
間(ま)が下手なことを「間抜け」という。
昨晩のBSプレミアム 吉田拓郎と沢田研二の対談は
その点において残念に感じた。
ゲストのジュリーがせっかく話そうとしているところなのに
拓郎が遮(さえぎ)って喋る場面が数回映し出された。
番組を盛り上げようと張り切るあまり、自分(拓郎)がぺらぺら
喋ってしまっていた。
スタート直後で上ずってしまったのだろうけれども。
後半はジュリーの話に傾聴していたから観ていて気持ち良かった。
気をつけたいと改めて感じた。
意識して心掛けていれば改善は早い。
意識しない人間は死ぬまで喋り続けるのだろう。