2013年4月24日水曜日

英会話教室  2013.4.24

つつじの季節(青山一丁目) by GR DIGITAL Ⅲ
 
 
 
東急田園都市線の車内広告で英会話教室が目につく。
最近、盛んに宣伝している COCO塾を筆頭に、老舗 AEON、ベルリッツ、
Gaba が競っている。
 
 
かつて隆盛を誇った Nova が倒産したことは記憶に新しい。
’駅前留学’は上手なキャッチフレーズだったが、急成長企業にありがちな
放漫経営がたたり、あっけなく消えた。
 
 
それでも広告が絶えないところをみると、英会話教室は参入障壁が
低く、かつ儲かるのだろう。
参入障壁が低い、とは新規参入がたやすいということである。
特別な技術、ノウハウを必要としない産業の場合、参入企業が
多くなる。
 
 
考えてみればどこの馬の骨だかわからない外人さんを安い給料で
雇い、生徒から高い授業料をとればペイできる。
しかも、結果責任がない。
生徒は英語を話せるようになれなかった場合、英会話学校を
訴えることはしない。
努力が足りないから話せないことは誰でもわかる。
 
 
私はそんな英会話教室にかなり懐疑的である。
週に2-3回、わずかな時間に通って英語が話せるようになるとは
思えない。
本当に習得したいのなら別の方法があると思う。
 
中学の英語教科書を徹底的に頭に叩き込む。
まずそれが先。
そして英字新聞を読む、英書を読む、留学生など外国人と
かなりの時間を共にする。
英語しか使えない環境に自らを追い込む。
などなどが思いつく。
 
 
英会話もいいが日本語会話を習った方がいい人も多い。
会話はキャッチボール。
そこをわからず、ひたすら喋りたがる無粋な人たち。
まずは日本語会話訓練が必要だ。
君たちはまず、ヒアリングから始めよう!