浴衣の君は すすきのかんざし
昨日は月末の土曜日。
私は12時頃、会社事務所へ休日出勤した。
久しぶりの休日出勤になる。
直近の休日出勤は昨年の1月26日である。
なぜ正確に覚えているかというと、取引先向け販促策改革の
大詰め作業のために休日出勤し、その後、音楽スクールの
体験レッスンに参加したからである。
今の私にとってこの日はとても意義深い日だ。
偶然ではあるが、昨日も歌のレッスンが3時から控えていた。
事務所には1時間半ほど滞在し、レッスンへ向かった。
私の勤務するフロアは私だけだったし、階下フロアを覗いてみたが
2~3人がいるだけで閑散としていた。
8月末だからかもしれないし、働き方が変わったからかもしれない。
かつてサービス残業・休日出勤は当たり前だった。
日本の企業従業員は朝から夜遅くまで事務所にいることが
常識とされていた。
今でもその風土とマインドは色濃く残っている。
数年前からワークライフバランス(work life ballance)という概念も
広まってきた。
良い時代を迎えた、というのは間違っているだろう。
日本人の働き方が世界先進国の常識から大きく外れていた、
というのが正しいと思う。
歪みが徐々にでも是正されていくのはよいことだ。
こうして社会は進化・洗練されていく。
その一方で、若者を酷使するブラック企業も存在する。
すべて all right になるまでには何ごとも時間がかかるのだ。