小田急片瀬江ノ島駅 2月26日
久しぶりの雨。
思えば、先月は一度も傘を開かなかったのではないだろうか。
それくらい晴れの日が続いていた。
さて、映画「名もなき者」について。
ボブ・ディランの若き日を描いた伝記ドラマである。
日経新聞の文化欄で映画評論家・三浦哲哉氏がこの映画を絶賛していた。(2月28日夕刊)
「歌、演技、演出、脚本等、3拍子も4拍子も揃(そろ)った、稀有(けう)な、充実した映画」とまで書かれたら観るしかないと思った。
私はボブ・ディランに強い思い入れはない。
私とは時代が若干ズレている。
5歳上の兄(3年前、永眠)はハマっていた。
兄が聴いていたから彼の曲は何曲か知っている。
日本のフォークソングブームにもディランは大きな影響を与えている。
吉田拓郎も彼に感化されたひとりだ。
映画ではジョーン・バエズ役も出てくる。なつかしい。
また、ディラン役(ティモシー・シャラメ)がたばこを吹かすシーンがやたらと多い。
そこに時代を感じた。
不思議なことに映画を観たことによって、急にボブ・ディランの曲を聴くようになった。
さっそく映画に感化された。