夏休みの8月18日、北大構内を歩いてきた。
20数年振りである。
私は社会人1年目の秋に、札幌勤務となった。
それまでは見習社員、研修生の身分であったが、正式配属
した場所が札幌だったのである。
赴任地に札幌を選んだ理由は単純である。
北国への憧れだ。
当時、高校時代の同級生H・Kが北大農学部の4年生として
北24条のあたりに下宿していた。
休日を利用してときどき会っていた。
また、農学部の校舎に彼を訪ねて行った記憶もうっすらある。
それ以来の北大訪問になる。
今回、構内をぶらぶら歩いてみて気がついたのは多くの巨木と
センスの良い建物だった。
昔は気にとめることのなかったものが印象に残るのも、自分の
変化を知るきっかけになるものだ。