早朝の銀座 撮影:2008年6月
米国同時多発テロから7年が経過した。
あの日(2001年9月11日)の夜は鮮明に覚えている。
当時の私は勤務先が千葉市内で、横浜市青葉区から
朝晩二時間以上かけて通勤していた時期である。
あの晩は翌朝、銀座で新製品勉強会があるため自宅で
ゆったりとくつろいでいた。
千葉へ出勤する必要がないから、早朝に起床しなくても
よかったからである。
そんなくつろいだ気分でテレビを観ていた時に、ニュース
速報が入った。
「ニューヨークの世界貿易センタービルに旅客機が突入し
爆発炎上」というような第一報だった。
これは大変だとは思ったが、まさか計画的なテロだとは
思いもしなかった。
テレビを観ていた人は誰しもそうだったと思う。
あの事件を引き金に世界は変わった。
ブッシュ大統領は「これはテロではなく戦争だ」と発言した。
米国は躊躇することなく、タリバーンへの報復のためアフガン戦争
開始の意思決定を行った。
旅客機乗客への厳重な検査も常態化した。
歴史に残る大事件を、多くの人がライブ放映で確認したきわめて
特異なケースでもあった
犠牲になった罪のない方々の冥福を祈るとともに、二度と起きて
欲しくないと切に願う。