吉田拓郎の最後のツアー。
今朝10時からチケット一般発売が”電話”で行われた。
このデジタル時代に電話というアナログな手段に違和感はあった。
しかし、それしか方法がないから仕方ない。
私も満を持して電話をリダイアルしまくった。
家(いえ)電とケータイを右手と左手に持って。
しかし、「混みあっています」というNTTのアナウンスしか返らない。
電話をかける先は3つ用意されている。
キョードー横浜などのイベント業者、ぴあ、ローソンチケットなどだ。
10時15分過ぎには、ぴあの電話につながるが「当社に割り当てられた
チケットはすべて売り切れました」とのメッセージが流れる。
気持があせる。
それでもあきらめず残りの2つへリダイアルを続けた。
そんなこんなで1時間ほど繰り返したが、もう無理と諦めた。
チケット予約代行業者のサイトを見てみた。
仰天する。
つま恋会場の指定席連番2枚が15万円で売りに出されている。
定価は1枚1万円である。
東京ビッグサイトも連番2枚で8万5千円。
こんな業者をはびこらせる訳にはいかない。
どんなに行きたいイベントであっても絶対に購入しないと誓った。
そのうちDVDも発売されるだろう。
それを観ればよいのだ。
いい歳したおっさんが朝から電話をかけまくってしまった。
そのことに結構むなしさを感じている。
かくしてチケット争奪戦は完敗で終わった。