2009年11月24日火曜日

早慶ラグビー  2009.11.24


             神宮外苑のイチョウ並木  撮影:11月23日



11月23日は早慶ラグビーの日である。不思議と好天になる。
このイベントが私のなかでは秋という季節の象徴である。
私は1995年に大阪から首都圏へ戻ってから一回も欠かさず観戦している。
これもひとえにチケットを用意してくれるシバタ氏あってのことである。



全勝同士で迎えた一戦は、稀にみる接戦となった。
前半が13対13、後半が7対7の引き分けで終わったが、ゲームは慶応が有利に
進めた。前半も後半も慶応がリードし、早稲田が追う展開だ。
終了間際まで20対13で慶応が勝っていたので、慶応を応援するファンは
今年こそ勝てる感触を感じていたに違いない。
最後は早稲田がチャンスをものにして同点に追いつき、そして熱戦は終了。
慶応の夢(優勝)はまだ先のゲーム(帝京戦)に持ち越されることになった。



早稲田としては慶応に「勝たせなかった」意義は大きい。
ライバルに改めて”壁”を感じさせたからである。
強い時の明治がそうだった。
早稲田は健闘すれども同点、というゲームが思い出される。
簡単に勝たせないことが大事なのである。



毎回書くことだが、鍛え抜かれた両校のラガーが一瞬たりとも気を抜かず
死力を尽くす姿は美しい。
無条件に感動させられる。


                                 秩父宮ラグビー場