2009年12月12日土曜日

歯の治療  2009.12.12


             東京ビッグサイト  撮影:12月10日




今週から再び歯医者通いが始まった。
再び、いつ終わるとも知れない治療が続くかと思うとちょっと憂鬱だ。



インプラントを含む徹底的な治療をしてから4年が経過した。
その間、大きな不具合もなく定期的なメンテナンスだけで済んできた。
今回はインプラント部分ではなく、上の歯である。
疼(うず)くのである。
鈍痛が走る。
4年前に歯科医から「だいぶ骨が薄くなっていますが、今回は抜かずに
維持できるだけ持たせましょう」と言われた箇所だ。



春先に一度、歯茎が腫れたことがあり歯科医から抜歯を勧められた。
抜歯のあとの保険外治療をセールスされたが、高額であることや牛の骨で
土台の骨を形成するという治療自体に良いイメージが持てなかった。

抗生物質と痛み止めで腫れと痛みは治まったが、過去の経験からそれは
一時しのぎに過ぎないこともわかっていた。
やがては再び腫れてやがて歯がグラグラ揺らいでくる。
最後は歯自体が脱臼して抜け落ちる。
45歳以降、私の歯はそんなことの繰り返しだった。



今回ばかりは年貢の納め時とあきらめている。
抜歯のあと、歯科医は例の高額な治療を勧めてくるだろう。
さもなければ入歯という選択肢しかないようだ。
その選択すら憂鬱だ。