2009年12月7日月曜日

ラグビー早明戦  2009.12.7


              国立競技場の夕映え  撮影:12月6日




今年もラグビー早明戦の日がやってきた。
私のなかではこの日が冬の始まりである。



元早大ラグビー部監督・清宮氏がかつて語った。
「早明戦は学生ラグビーとしての最高の試合をみせるミッションがある」

残念ながらここ数年、ヘタをすると10年近くそうしたミッションを満たす
ことのできない状況が続いてきた。
明治の長期低迷と、対照的に強化に成功した早稲田との差が大きくなった
からである。
それでも両校のファンは国立に足を運ぶ。
伝統の一戦が醸し出す独特の雰囲気に期待感があるからである。




明治はかつての強さを復活させようと、今年から新たに吉田監督を迎えた。
「走れない選手は使わない」と公言し、かなり走らせているらしい。
今年はまだ道半ばだが、これからが楽しみである。




今月20日から大学選手権試合が始まる。
今年は実力伯仲で優勝の行方は見えない。
早稲田、慶応、帝京、東海、関東、法政のどこかが学生王者になるはずだ。
ひたむきな好試合を観せてくれると思う。







                    早明戦終了後の混雑