ASAHI SUPER DRY DRY BLACK by GR DIGITAL Ⅲ
最近好きなビールがドライブラックだ。
夜間にウォーキングをするようになってからウィークデーは
飲酒しなくなって久しい。
休日のご褒美としてたまに飲む。
アサヒのスーパードライは1980年代後半、バブル経済が
ふつふつとしていた頃に発売された。
ビールの苦みがうすく、すっきりとした飲み味で売れに売れた。
焦った他社も真似商品を出して対抗したが、結局は
生き残ることなく消えていった。
広岡達郎氏が「私はドライではありません」とテレビCMに
出ていたことを思い出す。
かつてビールと言えば麒麟で、朝日の影は薄かった。
製品デザインもとてもダサかった。
スーパードライの登場で業界地図は大きく塗り替えられた。
今や押しも押されぬトップブランドだ。
パッとしなかったメーカーがそのイメージを一新し、めざましく業績を
改善した成功例だ。
社員も誇り高かろう。