浜松町 by GR DIGITAL Ⅲ
6月から準備してきたイベントも終了し、仕事のほうは一(ひと)段落。
精神的に解放された感覚がとてもうれしい。
昨日は台風の影響を心配しながら、下北沢(民間スタジオ)に集合して
自主練習と、その後代々木へ移動してレッスン。歌漬けで過ごした。
下北沢から代々木へ移動する前にメンバー8名とランチを取りながら、
つくづく不思議だなぁと思った。
なぜなら、ランチを一緒にとっている8名中7名がレディなのである。
こんなシチュエーションはかつて想像していなかったことだ。
私にとって女性はいくつになっても謎であり、興味の対象であり
恐怖の対象でもある。
歌という趣味を通じて、レディ集団と共通の目標(発表の場)を
めざしている今の自分に驚きを覚えている。
メンバーでの私の役割は男性パート(テノール)を歌って、レディの
歌声をより引き立てること。
主役はあくまで女性の歌声だと思っている。
とはいえ男性ソロパートもあるから、ずっと裏に引っ込んでいる訳にもいかない。
私が引っ張るべき曲では、恥ずかしがったり躊躇していては
レディが歌いづらくなってしまう。
なりきって役割を演じる必要がある。
昨日の練習では、まだ、照れたり恥ずかしがっている自分がいる。
本番までに克服していかなければならない。
美しいハーモニーを皆で出すために私に必要なのは「なりきること」。
私のなかに宿る”小さなナルシスト”を、表面に引っ張り出す努力を
していこうと思っている。