2019年3月19日火曜日

伊藤忠のデサントへのTOB成立について    2019.3.19

わが家の菜園




裏の畑で野菜がすくすくと育った。
一生懸命、土を耕し肥料をまいて育てた甲斐があった。
まもなく収穫しようと思っている。


いや、それは真っ赤なウソである。
写真は生田緑地の菜園だ。
わが家はマンションなので畑どころか庭すらない。


話はガラッと変わる。
伊藤忠がデサントへTOB(敵対的買収)をしかけ、このたび40%超のデサント株を保有した。
これで伊藤忠は重要案件へ拒否権を行使することができるようになった。


デサントは石本家が創業である。
最近の2代のトップは伊藤忠出身者が務めた。
現社長は再び創業家の人で、伊藤忠の言うことに従わない性格だ。
伊藤忠から来た取締役に知らせずワコールと協業を発表するなど、TOBされてもしかたないタネをまいてきた。


伊藤忠は現社長が韓国だけに傾斜して、日本市場でのオリンピックチャンスと中国市場での飛躍を狙わないことに我慢がならなかったようだ。
根っこは現社長が伊藤忠を無視することへの感情的しこりであろう。
きちんとコミュニケーションが取れていれば、伊藤忠も手荒なことはしなかったはず。
自業自得である。