春の雨雲(横浜市青葉区:4月15日)
世の中はさまざまな出来事で満ち溢れている。
船橋市の私鉄踏切で長時間開かずの状態に腹を立てた男性(板金業:53歳)が、遮断機の棒を切って踏切を渡っていった事件はまるで漫画の世界を見るようだ。
かつて聞いたことがない。
人身事故が発生し、鉄道が止まったものの踏切は閉まったままの状態にあった。
彼は軽トラで仕事に向かう道中だった。
ここ数年頻発していたSNSアップ・ウケ狙い動機の事件ではなく、正真正銘の腹立て動機だ。
こんなことをやれば今日、すぐに警察に捕まることも半分覚悟のうえでのことであろう。
やってはいけないことだが、本人はいたって大真面目に行動した結果ともいえる。
かすかな同情の余地はある。
短気であることは間違いないが、仕事熱心ともいえなくはない。
この事件から再発防止のアイデアが出てくるだろう。
人身事故直後、鉄道会社として交通量の多い踏切はどうするべきか。
今後にプラスに働いてほしいものである。