赤沢温泉ホテル(伊東市赤沢字浮山)
海を眺めている帽子の女性は見知らぬ他人である。
カメラを向けたらたまたま映り込んでしまった。
これならネットにアップしてもトラブルにはならないだろう。
さて、消費税が10%になって3日が経過した。
テレビでは軽減税率適用をめぐる現場の混乱ぶりを、”嬉しくてたまらない”様子で報道している。
やれ店内で食べると10%、持ち帰りは8%だとはしゃいでいる。
確かに販売現場の準備は並大抵ではなかっただろう。
値札の付け替え、店員への教育訓練、レジ機器の入れ替えでてんてこ舞いだったはず。
そもそも軽減税率なる面倒くさい税の設計を持ち込んだのは公明党である。
自公政権において公明党の果たしてきた役割は小さくない。
どちらかというハト派的な政策で、自民党の右寄り政策を中和してきたのは公明党だ。
その存在価値は評価に値する。
ただし、今回の軽減税率だけはいただけない。
食品など生活必需品は税率を据え置く、という発想はそれなりに理解はできる。
ただし、いかに発想は良くても現場のオペレーションを複雑にしてはいけないのだ。
公明党自身も、今となっては「軽減税率を導入したのは公明党の功績です」と言いづらいだろう。
次の選挙で公明党が軽減税率をアピールするのかしないのか、私は注目している。
きっと、知らんぷりをするに違いない。
アピールなどしたら販売現場で働く人々を敵に回すことになるからだ。
「余計なこと、しやがって!」