さいたま新都心駅(さいたま市大宮区) 12月26日
今年の年末年始は帰省する人が多いようだ。
テレビ局のインタビューに「2年ぶり(の帰省)」と答える人が複数人映っていた。
質問そのものが「何年ぶりですか?」と尋ねている可能性もある。
さて、明後日は大晦日。
大晦日と言えば紅白歌合戦。
もの心ついたころから紅白はあった。
若い頃は「ダサイや、紅白なんて」と遠ざかった。
パターン化された進行、出てくる歌手の固定化、紅組が勝とうが白組が勝とうが3日もしたら忘れるような意味のない勝ち負け判定、などなど突っ込みどころ満載だった。
ところが、どうしたことだろう。
50歳を迎えた頃から、あれだけ嫌っていた紅白の魅力に目覚めた。
他の歌番組に比べて圧倒的にお金をかけた演出、出てくる歌手の歌唱力の高さが分かったからだ。
私も無駄に年齢を重ねたわけではなく、真贋を見極める眼力が備わったというべきか。さすが、ワシ
今では昭和の文化そのもの、無形文化財に指定してもいいくらいのリスペクトを持って大晦日を迎えている。
紅白よ、永遠なれ。
そんな気持ちだ。