2022年9月11日日曜日

多面的な見方はとても大切  2022.9.11-②

 

生田緑地(川崎市多摩区)  9月10日




先日、ゴルバチョフ氏の死去に伴う私の見解を投稿した。
東西冷戦を終わらせた功労者としてプラスに評価した文章である。


ロシア国民の氏に対する評価は高くないことは周知の事実だ。
昨日、ある学者のゴルバチョフ、エリツィン時代を解説した動画を見て低評価の理由を知った。


ソ連は共産主義国家だった。
ゴルバチョフ、エリツィン時代に国有企業の多くを”民営化”と称してイスラエル系企業に売り渡す動きが進んだ。
その結果、国民の収入がざっくり半減して生活に困窮した。
国民の8割は「元の共産主義時代のほうがよかった」とアンケートに答えたそうだ。


エリツィンのあとプーチンは国民所得を5倍にした。
だからプーチンは今なお国民の支持が高い。


古今東西、政治が安定するかどうかは経済次第。
これは真実だ。
クリントン大統領がスキャンダルにもかかわらず人気があったのは米国民が経済成長を収入で実感していたから。
スリランカで大統領が亡命したのも、国民経済が破綻したから。


やはり経済がカギを握っている。
岸田政権も国民の所得を増やすこと。
これに尽きる。
年末までに NISA を改良させるそうだから期待して待っている。