御茶ノ水駅前(千代田区神田駿河台) 4月20日
明治大学の校歌に「白雲なびく駿河台」という有名な一節がある。
一昨日の駿河台には雨を呼びそうな怪しい雲がなびいていた。
さて、話は変わりユニー。
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(ドン・キホーテ)がスーパーのユニーを買収して5年が経過したという。
パン・パシによるユニーの経営は営業利益が2割増え、順調のようだ。
ユニーに関しては仕事での思い出がある。
忘れもしない1987年に、流通専用機器を売り込むべく群馬県太田市のユニー太田店を単身訪問した。
マネージャーと面会して機器のニーズを探り、売り込むなら品川の東京本社へ行く必要があることを教えてもらった。
後日、品川を訪問した。
これまた忘れもしない早淵さんというマーケティング担当者と面談し、あれよあれよというスピードで一挙に3店での導入が決まった。
太田店、日吉店、金沢文庫店の3店である。
高額商品でもあり3店一括導入はけっこうな快挙だった。
納品や使用方法の説明に注力したことを、かれこれ40年近い昔のことだがうっすらと覚えている。
懐かしい。
その後、私は大阪へ転勤になりユニーとは無関係になった。
そして時代は移ろい、ユニーの業績は振るわずパン・パシに買収された。
私が導入した機器も今は影も形も残っていないだろう。
当時、導入を推進してくれた早淵さんは今はどこで何をされているのだろうか。
ときどき、そんなことをふと思う。