2007年11月30日金曜日

幸福感     2007.11.30



月末かつ週末で今日は道路がかなり混んでいたと聞いた。


業績好調だったので打ち上げ(祝勝飲み会)をしてもよかったが
12月に忘年会が数回あるので、今夜はやらず真っ直ぐ帰宅した。
つまり身体とお金の温存を図った訳である。



仕事を終え帰宅して入る風呂がとても嬉しい。
心と身体が心底、解放されていくのがわかる。
風呂場で思わず声をあげてしまうほどだ。



「ALWAYS  続・三丁目の夕日」ではないが、幸せはお金だけではない。
健康、心の平安、経済的安定さえあれば、まずは幸福感に満たされるはずだ。
他人との比較、説明がつかない劣等感、分不相応な願望などに捉われたら
最後、幸福感は損なわれる。
生きていること、生かされていることへの感謝、今与えられている境遇に
心から感謝できれば幸せな気持に満たされるはず。



限りある人生をできる限り幸福感を感じながら生きたいと願う。
その意味において、少なくとも今夜の私はかなり幸せである。

2007年11月28日水曜日

月末      2007.11.28


月末である。
この月末を終えると今年の最終月を迎える。
えっ? もう12月? という感が否めない。
あと1ヶ月もしたら箱根駅伝だ!
おそらく筆者と同世代の読者なら同じ感慨を持っていることと思う。

毎日ほぼ決まったリズム、一週間のリズムで暮らしているので
時のたつのが速いのではないかと思う。
あるいはあまり悩みがないせいかもしれないと思ったりもする。
悩みの暗闇にいると日々が辛く、時間経過が長く感じるものだ。


明日は11月の売上計上最終日である。
今月は幸いにも受注好調で、心穏やかな月末を迎えている。
計画に対して大幅に実績が上回り、全体計画達成にわずかながらでも
貢献できている。ありがたいことだ。
好事魔多し、という言葉もある。
油断せず顧客への奉仕を緻密に行なっていく所存である。

2007年11月26日月曜日

読者からの質問に答える      2007.11.26


ある熱心な読者(女性)から質問をもらった。
11月22日付投稿「いつも音楽と共に生きてきた(ホワイトアルバム)を
読んでのことである。
質問の内容は「ホワイトアルバムとは何ですか?」というものである。
ビートルズファンであれば知らない人はいないが、すべての読者が
ビートルズファンである訳ではない。
大変失礼しました。この場を借りてお詫び申し上げます。
1969年にリリースされた二枚組アルバム「The Beatles」の俗称です。
アルバムジャケットのデザインが真っ白だからホワイトアルバムと
呼ぶことが多い。
ファン(日本人)の間ではかなり一般的な呼び名になっている。
人によってはシロシロと呼んだりもする。
このアルバムは性格がやや散漫だが、実は隠れた名曲であふれている。
理解に苦しむ気まぐれ曲も混じってはいるが、それらに目をつぶれば
良いアルバムである。
SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND で懲り過ぎた
反動だろうか、全体的にシンプルな曲作りが印象的であった。
Back In The U.S.S.R
Dear Prudence
Glass Onion
Ob-La-Di,Ob-La-Da
While My Guitar Gently Weeps
Martha My Dear
Blackbird
Piggies
I Will
Julia
Birthday
Mother Nature's Son
Sexy Sadie
Honey Pie
Savoy Truffle
Cry Baby Cry
Good Night
これらが私の好きな曲だ。
10年前に英国旅行に行った際には、これらの曲を収めたテープを
持参して毎日聴いていたものである。

2007年11月23日金曜日

ラグビーシーズン(早慶戦) 2007.11.23



11月23日を迎えた。

毎年、この日にラグビー早慶戦が行われる。

今朝はこたつに入りながら昨年のVTRを観ていた。

一年前の戦いはすっかり記憶から遠ざかっているが、VTRを観ると

「ああ、そうだったな」と鮮明に思い出させてくれる。

去年は前半をが14-8 で折り返した。

後半、早稲田が反撃し 41-26 のスコアで早稲田が勝利した。

14番 山田の快走トライが印象に残る好試合だった。

前に書いたとおり今年はどちらが勝ってもおかしくないと筆者はみる。

のバックス陣が力どおり機能すればの7年ぶりの勝利も

可能性は高い。

早稲田が弱いのではない。

弱いどころか優勢と言ってよい戦力だ。

互いの強いところが機能すれば、の話である。

11月23日は毎年、好天になる。

100年近く前、早慶両校がラグビー定期戦をやろうとなったとき

いつ行なうか日程の選択になった。

東京の毎年の天気記録を参照し、この日に決めたとされている。

今朝も秋晴れである。

両校フィフティーンの闘志あふれる激突を堪能したい。

昼過ぎに秩父宮へ出掛ける予定だ。

試合後は中野 B Spirits でギネスビールを飲みながら、ワイワイと試合を

振り返ることになっている。

2007年11月22日木曜日

いつも音楽と共に生きてきた(ホワイトアルバム) 2007.11.22




写真       八王子駅前    2007.11.19




冬が到来した。
昨日からコート着用で出勤している。
身の引き締まるような冬の朝の冷え込みが好きだ。
頭の芯が痛くなるくらい冷えた朝でよい。
地球温暖化を吹き飛ばせ。



超大型商談に翻弄された二週間余りの日々も昨日で終わった。
今夜はゆっくりと風呂に入り、くつろぎの時間を持つことができている。
こんな時、疲れた頭をよぎるのはホワイトアルバムの曲が多い。
今夜は Good Night でも聴いて心を静めたい気分だ。


英語がすべて素晴らしいというつもりはない。
日本語の方がはるかに奥が深く繊細だ。
しかし時々、英語でニクイ表現に出会うことがある。
Good Night もそのひとつだ。
未来に希望を託した粋な表現だと思う。


Good Night......
今夜は自分にそうささやいて眠りたい。

2007年11月20日火曜日

超大型商談  その結果は・・・?  2007.11.20


写真    ショーウィンドウも冬支度
しばらく投稿ができなかった。
着想が尽きていた訳ではない。
悩みごとに捉われていたわけでもない。
書くことに飽きてしまった訳ではもちろんない。
それは私に限っては絶対ない。
実は営業生活30年のキャリアのなかで、いまだかつてない規模の
超大型商談に巻き込まれていたのである。
嵐の開始は今月の6日であった。
ある顧客から届いた RFP が引き金である。
RFP とは業界用語であり、業界人であれば知らない者はいない。
Request For Proposal .....つまり提案要求書である。
これこれのような仕様で提案を出してくださいね、という書面である。
提出納期が短いので、私はまず体制を整備した。
誰が何をいつまでに責任を持つかを明らかにしたのである。
もちろん提案PG(プロジェクト)リーダーも任命した。
そこまでは良かった。順調な滑り出しに思えた。
しかし、先週後半が悪夢のようだった。
いっこうにアウトプットが出ないのである。
叩き台と呼ぶ下書きすら出てこないのである。
これには焦(あせ)った。
仕方なしに顧客へ提出納期を一営業日延ばしてもらった。
通常はありえないことだが、良好な関係を築いていた顧客だったから
渋々了承して頂けた。
金曜日の納期を月曜日(昨日)に延ばして頂いたのである。
そして土日返上の提案書作成作業に没頭していたという訳である。
そんなこんなでようやく昨日、提出してきて一応の格好はついたが
やはり顧客の評価はけっして高いとはいえないものだった。
残念ながらこれが実力、と思い知らされた。
PG一同が頑張らなかった訳ではない。
むしろ力を出し切ったくらいである。
能力の範囲内で全力は出したのだ。
しかし結果は顧客を満足させるレベルのものではなかった。
結局、実力そのままの結果なのである。
反省するところも多々ある。
ここで曖昧にせず、ひとつひとつのことを真の意味で反省しておかないと
次に繋がらない。実力が向上しないのである。
次にまた同じような RFP が来た時のために備えなければ顧客を
満足させることはできないのである。
近いうちにPGメンバーを集めて反省会を開くつもりだ。
謝る反省会ではなく、何が我々に足りなかったのかを明らかにし
どうしたら克服できるかを前向きにディスカスするミーティングである。
こんなページでも、更新を楽しみにしてくれている読者の皆様には
お詫びします。
どうしたの? とか、まだですか?とメールを下さった皆様。
深く感謝いたします。
ようやく今日から普段の生活ペースに戻ったから、これからも愛読を
お願いしたい。

2007年11月14日水曜日

東京ミッドタウン      2007.11.14






仕事で東京ミッドタウンへ行く機会を得た。
東京の新名所に行くのは今日が初めてである。


かつて防衛庁があったこの地はまさに景観が一変していた。
ビルのあまりの立派さに感動すら覚えた。
今や誰でも知っている、日本を代表するIT企業 Y社を訪問した。
社外の訪問者用打ち合わせルームに通されたが、なんとなく誇らしい気分
だった。
かようなビルに入る企業に勤めることのできる人は素晴らしい、と心底
思った。


Y社を出て六本木駅に戻る前に撮ったのが上記の写真である。
東京中心部はますます進化していることを実感した一日であった。

2007年11月12日月曜日

ラグビーシーズン(早稲田 vs 帝京) 2007.11.12

試合前の秩父宮 2007.11.11


             試合前練習風景


             神宮外苑・銀杏並木はまだ色づいていなかった



早稲田 vs 帝京 のカードが秩父宮で昨日行なわれた。
毎年、このカードあたりから関東大学ラグビー対抗戦は佳境を迎えることになる。


90年代に早稲田が低迷していた頃、帝京には時々足をすくわれたものである。
最近こそ毎年圧勝しているからその緊張感も薄れつつある。
昨日の私も緊張感はまったくなく、関心の柱はチームプレーの完成度に
向けられていたと言ってよい。
中濱(大工大高出身)、中田(成蹊高出身)など早大有望新人の活躍ぶりも
この眼で確認したかった。



結果は61-8で早稲田の完勝だった。
内容も危なげなく、やりたいことを練習時のままできていたと試合後に
中竹竜二監督はインタビューに答えている。
序盤はフォワードプレーで得点し、その後はボールを動かして帝京
寄せ付けなかった。



一週間空けて、11月23日に早慶戦を迎える。
前にも書いたがバックスの決定力はかなりの完成度があり早稲田がもし
負けるとしたらであろうと予言する。
このワクワク感というか、怖さがファンをして応援に駆り立てるのである。
NHKでも中継するのでぜひご覧になることをお勧めする。
厳しい練習とレギュラー争いに勝ち残った選手達の晴れ舞台を観てあげて欲しいと思う。

2007年11月10日土曜日

いつも音楽と共に生きてきた   Paul McCartney 2007.11.10


Paul McCartney が来日してからすでに5年の歳月が経過する。
2002年11月13日。会場は東京ドーム。
アリーナS席 A18 29番 ¥14,000- のチケットが手元に残っている。


あの日は友人のS(愛称:哲っちゃん)と一緒だった。
水曜日だから普段どおり仕事を終え、水道橋駅前のホテルロビーで待ち合わせた。
今回の公演が私にとって初めての東京ドームでもあった。

東京ドームに入り席を探す。
アリーナのかなり前方、右サイドが我々の席である。
「いい場所じゃないか」と2人の意気があがった。
待つことしばし。やがて開演の7時を迎えた。

大きな風船とか、ビームライトとかを使った派手な演出が続いた。
5分くらい続いたかもしれない。
バックバンドの演奏に乗ってステージの中央に Paul が登場した。
その瞬間に会場は熱気と興奮に包まれた。
全員起立。誰もイスになんか座ってはいない。

オープニングはビートルズ・ナンバー Hello Googby だった。
この曲で来たか! という喜びに満たされる。
以後は Jet , Band On The Run などウィングス時代の曲が少し混じるが、
公演のほとんどがビートルズ・ナンバーで私は大満足だった。
会場のファンも同じだっただろう。


All My Loving
Getting Better
Blackbird
We Can Work It Out
Mother Nature's Son
Carry That Weight
The Fool On The Hill
Eleanor Rigby
Here,There And Everywhere
Back In The USSR
Can't Buy Me Love
Let It Be
Hey Jude
The Long And Winding Road
Lady Madonna
I Saw Her Standing There
Yesterday
Sgt.Pepper's
The End

大スクリーンに John Lennon が映し出される中で歌ったのが
Here Today
George Harrison の写真では Something

5年前の感激を忘れることはないだろう。
11月になると毎年想い出すのだから。
観ておくべきコンサートは確かにあると確信する。

2007年11月6日火曜日

青空と秋(愛する散歩道シリーズ)     2007.11.6





撮影      すべて11.4 AM

2007年11月4日日曜日

小沢党首辞任劇  その心理を分析する    2007.11.4


昨日、民主党が一枚岩でいられない状況が作られたと書いたばかりだが、
さっそく民主党内部で激震が起きた。
しかも小沢党首の辞任表明という予想外の大激震である。
民主党は明日、緊急役員会を開くが時計の針が元に戻ることはないだろう。


小沢さんが連立政権構想に前向きだったのは、現状の民主党の力を誰よりも
知っていたからである。
打倒・福田自公内閣と気勢はあげていても、次の衆院選に勝てる保証はない。
彼を囲む人材の層も、組織としての経験値も乏しい。
それならば参院選の3公約を実行するにはベストではないものの、自民との
大連立の中に党を置くことがベターだと判断した結果である。
ところが党に持ち帰って役員の意見を聞くと全員反対を食らってしまった。

自分の行動が党を混乱に陥らせた責任を取る、というのが表向きの理由だ。
しかし、彼の心持ちは違うと私は推測する。

①皆に頼まれて党首に就任した。(昨年4月) 
皆が頼むから 私・小沢は引き受けたのである。
         ↓
②7月の参院選で圧勝した。私・小沢の指揮の結果である。
         ↓
③安倍政権も倒した。(無理な続投で自壊した) 私・小沢だから倒せた。
         ↓
④福田首相との党首会談で大連立構想を打診された。 
私・小沢が手強いからこそ総理は歩み寄ってきたのである。 
真っ向から自民・公明政権を倒せる力は民主党にはまだ 備わっていないから、
ファーストステップとして内閣に入り 実績・経験を積んで最終目標の民主単独政権を
狙うのが現実的である。
衆院選で負けてチャンスを失くすよりも、そのほうが 党のためであると
私・小沢が判断した。
         ↓
⑤党にとって良いと思って持ち帰ったら、全員反対だ。 
役員どもは全く冷静な勢力分析ができていない。 
衆院選で参院選のように勝てると考えるおめでたい連中だ。 
前から幼稚な連中だと思っていたが、ここまで間抜けだったとは。 
私・小沢がここまでステージを用意したけど、やっぱり こいつらダメだ・・・。
こんなところであろうと私は推測する。
つまり長く我慢してきたけれど、民主党に愛想を尽かしたのである。

2007年11月3日土曜日

ラグビーシーズン(慶応 vs 明治) 2007.11.3



本日、秩父宮で行なわれた vs 明治戦。

29対29で引き分けた、最近では類を見ない好ゲームだった。

しかも第82回の定期戦だというからその長い歴史に驚かされる。

筆者の生まれる30年前から行なわれていたのである。


今シーズンのは初戦で筑波に敗れた。

今年のは弱いと思っっていたが、今日のゲームを観て

見方を変えなければいけなくなった。

筑波戦では主力選手が怪我で欠けていたことも今日知った。

14番山田(小倉高校出身:4年)を中心としたバックスの決定力はかなりすごい。

一方の明治もフォワードで得点できるチームに復活した。

藤田ヘッドコーチが丹念に鍛え上げてきた跡が見える。


これで23日に行なわれる早慶戦が俄然楽しみになった。

私は早稲田が有利とは思わない。早稲田が負けてもおかしくない。

早稲田が勝つためにはフォワード戦で有利に運ぶことと山田を自由に

動き回らせない対策が打てるかにかかっている。

序盤でをひき離す展開に持ち込めれば早稲田、もつれると

にも勝ち目があると読む。


帝京に勝っている。

その帝京明治も勝った。

そして明治は引き分けた。

紙一重で拮抗した今年の関東大学ラグビー対抗戦。

これから行なわれる早慶戦、早明戦のゆくえが楽しみだ。

これから一ヶ月の攻防を堪能できるのはファン冥利につきる。


早明戦が終わっても、次の楽しみ「大学選手権」が待っている。

春口監督率いる関東学院も混じり覇権を争う好ゲームが正月すぎまで続く。

これだから大学ラグビーファンはやめられない。

連立政権構想          2007.11.3

             撮影   2007.11.3 9:21


昨日、福田康夫首相が民主党小沢党首との会談で連立政権構想を打診したと
報道された。
これは言われてみて初めて納得する大技(おおわざ)であり、なかなか筋の良い
提案だと思った。
衆議院は自民が第一党、参議院は民主という姿だから「対立」軸しか私の頭には
浮かばなかった。
この状況下で福田さんが民主党とどう折り合いを付けていくのかに関心があった。
安倍さんより上手くやれそうだとは思っていたが、まさか連立の手を打つとは
思わなかった。


しかし、冷静になって考えてみると私には非常に奥の深い手に思えてきた。
なぜか?


政権の一翼を担えるというのは政治家にとって喉から手が出るほどの夢である。
小沢さんが即答せず、いったん党に持ち帰ったのも福田さんの提案が魅力的・魅惑的だったからに他ならない。民主党は、今のような姿になるまでにさまざまな考えを持つ集団が結果的に集まってできあがった寄り合い所帯である。 党としていったんは断ったものの、連立構想をめぐり民主党内が今後微妙に揺さぶられる
のは見えている。


こんなチャンスは二度とないと考える賛成派。
うまく運べば自分も大臣になれるかもしれない。
自民党との対決で選挙に勝ったのだから、今さら連立なんてとてもできないという反対派。
今、連立が組まれても自分にとってメリットがなさそうだと考える反対派。
法案次第では歩み寄ろうという部分的賛成派。
などなど一言で民主党と言っても、我(が)も欲もある人間の集団だから
思惑(おもわく)が渦巻いて、もうどうにも止まらないのである。


つまりライバルが一枚岩になれない材料を福田さんは投げたのである。
当面、政界から目が離せない。