今回の札幌滞在中、会社同期入社のフジエくんと再会する
機会を作ることができた。
会うのはほぼ30年ぶりのことになる。
入社後は互いにすれ違いで、彼が大阪、高松、名古屋、
岐阜など各地で勤務していることだけは知っていた。
私も、札幌→東京→大阪→神戸→東京→千葉→横浜と
転々としたから、彼にどこか親近感を抱いていた。
今年4月に彼が札幌へ異動したことも知っていた。
事前にメールで連絡を取り合い、土曜日(5月24日)の晩に
待ち合わせて再会した。
かつて私が札幌勤務していた時の先輩・オカムラさんも
フジエくんと一緒に現れ、なつかしさが倍増した。
フジエくんと会って驚いたことがある。
入社内定した頃、私の招きで蒲田の実家に泊まったと
言うのだ。私は全く覚えていない。
しかも亡き母が社会人になる彼に教訓を授けたことが
わかった。
その教訓とは「他人様の保証人にはけっしてなるな」と
いうものである。
それは14年前に他界した母の口癖そのものだった。
フジエくんがそれを今に至るまで忘れずに守っていた
ことを知り、とてもうれしく感じた夜だった。
札幌市役所本庁とテレビ塔