この春、世界に冠たる東京首都圏の鉄道網が二箇所も
パワーアップした。
ひとつは東急大井町線。
3月28日から急行が走るようになった。
田園都市線(中央林間⇔渋谷)の混雑が限界を越え破綻
しつつあるなか、東急が取った秘策が大井町線への急行
投入であった。
カッコ良い新型車両を惜しげもなく使い、しかも急行は
各駅停車車両よりも1両多い6両編成である。
東急自慢の田園都市ラインが通勤困難度を増すのを
東急は放置しなかった。
このことにより、田園都市線沿線の住人は都心への
アクセスに新たな選択肢を持つことになった。
これは大変すばらしいことであり、英断した東急を
褒め称えたい。
もうひとつが横浜市営地下鉄のグリーンライン新設である。
(3月30日開通)
現在の私には直接的なメリットはないが、港北から日吉、
ひいてはその先に向かう場合、従来とは格段に便利になった。
これらの進歩はニュースに取り上げられることはほとんど
ないだろう。
だが首都圏発展に高い関心を寄せる私にはとても嬉しい
春になった。
次はどこが発展するのだろうか?
長生きしてできるだけ多くの発展を見届けたいものだ。