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2008年5月27日火曜日
航空機 2008.5.27
義父の納骨があり土・日・月の三日間、札幌に滞在
していた。さすがは北国である。
半袖シャツに上着を羽織っても寒いくらい冷えた。
行きも帰りもスカイマーク航空を利用した。
料金が安いからである。
東京⇔札幌が往復3万円でおつりがくる。
ユーザーは以下の条件を納得できればこの低料金を享受することができる。
①発券窓口が空港の端である。つまり窓口までどこよりも遠い。
②航空機に乗り込むゲートも、やはり端になる。どこよりも遠い。
③機内での飲み物サービスはない。必要な人は料金を支払って
購入する。
④座席備え付けのオーディオイヤホンはない。
⑤目的地の空港では到着ターミナルまでバスで移動する。
わかりやすいハンディ込み料金なのである。
①から⑤までの条件は多くのユーザーにとって充分納得の範囲で
あろう。したがって、スカイマークはいつも繁盛している。
昨日の札幌→東京720便はあいにく気流が悪い時にあたり、
上下左右にひどく揺れた。
機内放送で「飛行や着陸には支障はございません」とフォローしては
くれるが、こちらとすれば気が気でない。
羽田に着陸した時は「やれやれ、助かった」という気分である。
私自身、どうしても航空機へ全幅の信頼が持てないのである。
全日空羽田沖墜落事故(1966年)
全日空雫石上空衝突事故(1971年)
日本航空ジャンボ機墜落事故(1985年)
乗るたびにこれらの重大事故の記憶が頭を離れない。
おそらく一生付きまとうであろう。
だからといって便利な航空機を利用しないのは利便性を著しく
損なうことになり現実的ではない。
これからもビクビクしながら航空機を利用することになるのだろう。
小心者は損である。