2008年10月3日金曜日

期初   2008.10.3

             東急田園都市線・東京メトロ半蔵門線 渋谷駅



会社では下期が始まった。



燃料価格、食料価格の高騰、米国サブプライム問題の
影響を受け、国内経済は減速した上期であった。
期初に計画した通りには企業業績を作れなかった会社が
多いようだ。



下期も環境は変わらず、先行きは上期よりも厳しいかも
しれない。
米国議会で金融機関へ公的資金(つまり税金)を投入する
法案が下院で否決され株価が暴落した。
最終的には法案可決、公的資金投入ということになるだろうが
国民の反対意見も多いと聞く。
住宅バブルが崩壊する前は巨額の利益をあげ、財をなした
エリートビジネスマンたちを税金で救済することへの抵抗感は
容易に想像がつく。



マネーゲームを全面的に否定する気はないが、リスクとセットで
あることは今に始まったことではない。
ハイ・リスク、ハイ・リターンと言うが、今回ばかりはリスクの規模が
大きすぎたと思う。
当分の間、米国の国力は落ちていくだろう。



堅実に実体のある経済活動を磨いていくことが大切に思う。
日本はトヨタに代表される製造業が強みだ。
お客様に受けいられる製品、サービスを実直に提供していける
企業が最終的には生き残ることは間違いない。




個人も企業も堅く歩んでいかなければならないとつくづく思う。