2011年2月27日日曜日

ネオダマ  2011.2.27

                              青葉台方面を望む 撮影:2月13日



かつてコンピュータの世界で「ネオダマ」という言葉が流行した時代が
あった。1992-93年頃である。

まだWindowsが普及する前段階で、家庭でパソコンを持っている人は
少なかった。




「ネオダマ」とはネットワーク、オープン化、ダウンサイジング、
マルチメディアを総称した造語である。

ネットワーク・・・今後はネットワークが当たり前の時代になる。(という予測)
オープン化・・・メーカー独自の”閉ざされた”基本ソフトから、メーカーに
縛られない時代になる。(という予測)
ダウンサイジング・・・大きな筐体のハードウェアから小型化の動きが
起こっていた。(という変化)
マルチメディア・・・CD-ROM、光ディスクなど、さまざまな記憶媒体が
生まれていた。(という変化)



当時は未来予測を含めた「ネオダマ」であったが、今日ではこの言葉の
通りの世界が実現した。
Windows95がネットワークを容易にし、インターネットの普及に寄与した。
その意味ではマイクロソフトの功績は大きい。
ネオダマの「ネオ」は同社が推進したといってよい。



2000年以降は「ネオ」インフラの上で amazon、Google、そしてtwitterなどの
アプリケーションが花開いた。
コンピュータの世界は次々と進化していく。
今後も才能ある人物、企業体がコンピュータの世界を進化させていくだろう。
素晴らしい時代だ。

2011年2月26日土曜日

ときめき 2011.2.26




異性を強く意識するようになったのは中学に進学してからだった。



私の母校・大田区立御園中学校は道塚小学校と相生小学校の
2校卒業生が集う。
私にとって相生小学校は未知の学校である。
相生から入ってきた女子学生がとても新鮮で、美しい少女に心を
ときめかせた。
Yさん、Hさん、Mさん・・・他にもいたかもしれない。



高校生になると異性への興味はさらに高まった。
とくに2年生からはYさんに夢中だった。
四六時中、常に彼女の動向を意識していた。



最近、異性に「ときめく」ことが少なくなった。
この年齢になって振り返ると、あの時代に感じていたときめきが
とてもなつかしい。ときめくのは心が若々しい証拠だ。
ときめいても届かないもどかしさ、苦しさもあったが、ときめきは
本当に素晴らしい心の動きだと思う。

2011年2月23日水曜日

春の訪れを知る 2011.2.23

                          蔵王連峰を望む(撮影:2月23日  東北新幹線車中にて)




午後二時過ぎに出張先から帰京し、有楽町を歩いていた。
陽光が射し、ぽかぽかと暖かい。
街を吹きぬける風はまさしく春の風だった。
今年初めて春の訪れを意識した瞬間である。



もともと春が苦手な私だが、今年はちょっと違う。
今日の暖かさがとてもうれしかったのだ。
今年の冬は例年以上に寒かったからなのか。
いつもとは感じ方の違う自分に少し驚いている。

2011年2月20日日曜日

コロッケの芸  2011.2.20

                                 撮影:2月19日 西伊豆(戸田海岸)



コロッケは昔から注目してきた。



昨年末の12月27日。
NHKで「勝手にやってすみません!~コロッケものまね30年~」が放送
された。
芸能生活30年を記念して、NHKホールで100人超のモノマネを披露した
時のライブが収録されている。
今夜、録画を観なおしてみたが、改めて彼の素晴らしさを再認識した。



得意のレパートリー 五木ひろし、岩崎宏美、谷村新司、野口五郎を
はじめ、沢田研二、石原裕次郎、森山良子などなど数えきれない歌手を
真似ている。
彼のモノマネはよく研究されているだけでなく、笑いを取るのが特徴だ。
可笑しくて吹き出さずにはいられない。
演じる彼自身もどこか楽しんでいるようにも見える。



番組のなかでインタビューに答える彼のコメントは重い。
次々と新しいネタを用意していかなければならないプレッシャーとの
戦いをうかがい知ることができる。
真似をされた側の歌手たちのインタビュー(美川憲一、岩崎宏美、
五木ひろし、北島三郎)を聞くと、彼の研究熱心さに畏敬の念すら
抱いているのがわかる。



これからも独特なモノマネギャグの世界を追及していってほしい。
一流の芸能人の芸は本当に素晴らしい。

2011年2月19日土曜日

沈む夕日(西伊豆) 2011.2.19


                                    撮影:2月18日 西伊豆にて



西伊豆の海はほとんど波がなく穏やかだった。
写真は夕刻5時半に撮影した夕日である。



海に沈む夕日はとても美しく、心を奪われる。
都会では見ることのできない光景を堪能した。

2011年2月18日金曜日

振替休日 2011.2.18




今日は会社を休んでいる。
1月の休日出勤分を振替えたのだ。
おかげでゆっくりと9時近くまで眠ることができた。



朝方は強い雨が降っていたが、今は青空に変わった。
天気が良いのでこれから伊豆方面に出かける。
西伊豆できれいな海岸を眺めてこようと思う。

2011年2月14日月曜日

今夜はソトシロ(外は白い雪の夜)  2011.2.14




午後から降り出した雨が、夜になって雪へと変わった。
これから冷えるところへ降る雪だから、今夜のうちにかなり
積もると予想される。



明日の朝は通勤に困りそうだ。
私は朝から名古屋へ出かけるが、新幹線の遅れなど不自由を
強いられるだろう。
こうなると、なるようにしかならないと諦めるしかない。
自然に逆らうことはできないのだ。

2011年2月13日日曜日

拉致問題はいずこへ  2011.2.13





このところ全く進展を見せないのが北朝鮮の拉致問題だ。
水面下で交渉が行われているのかどうかも聞こえてこない。



小泉首相の時代にこの問題は大きく前進した。
首相自ら北朝鮮に飛んで交渉。
あの時は安倍さんも活躍していた。
その結果、地村さん、蓮池さん、曽我さんらが帰国することができた。
後に曽我さんの夫であるジェンキンスさんも、紆余曲折こそあったが
曽我さんと一緒に日本で暮らすことができるようになった。



横田めぐみさんをはじめ、他の拉致被害者の消息は未だ不明だ。
家族会も高齢化している。
再び拉致問題が解決に向けて前進することを願ってやまない。





2011年2月12日土曜日

スキー  2011.2.12




三連休の初日は雪の降る休日となった。



幸い、積雪というほどではなく歩くのに不自由はない。
雪が積もると長靴がないので、靴の中まで雪が入り込んできて
往生する。



降る雪を見て、ずいぶん長い間スキーをしていないなと思った。
札幌で暮らしていた四年間は冬になるとスキーへ出かけていた。
クルマで30分もあればスキー場へ行けるから手軽だった。
午前中滑ったあと、いったん帰宅して食事を済ませ、午後から
再び出かけることすらあった。



札幌を離れてからは、一度取引先の人たちと長野か新潟へ行った
きり、20年以上スキーとはご無沙汰だ。
昨今のスキー場はスキー客よりもスノーボードを楽しむ人のほうが
多いらしい。
時代は変わったものである。



久しぶりにスキーでも楽しんでみようか。
そんな思いを巡らせた昨日であった。

2011年2月10日木曜日

世の中の変化を知る 2011.2.10




今夜は電車の中で世の中の変化を実感することになった。



渋谷から三軒茶屋までの普通電車のなかでのこと。
椅子に腰かけた30代後半と思われる女性が iPad を操作していた。
じろじろ見ては失礼だからチラ、としか見なかったが、彼女の操作する
画面にはソフトキーボードが表示されていた。
女性は電車の中ですいすいと軽快に iPad を操っていた。
私は急行電車に乗り換えるため三軒茶屋で降りた。




急行電車に乗り換えると、今度は私より若干年下かと思われる男性が
手帳の大きさの電子端末を操作していた。
電子書籍と思われる画面が見えた。
彼が画面の下部を触ると、ひらりとページがめくられたではないか!
私には彼のしていることがかなり格好よく映った。
若い人ならいざ知らず、私とあまり年齢の変わらない人がさりげなく
電子書籍を読んでいるのだ。



今はまだ、こうした光景は珍しいと感じているが、やがて当たり前の
シーンになるのだろうか。
世の中の変化は最初はゆっくりと進む。
かつてのテレフォンカード、携帯電話がそうだった。
気がつくと誰もが当たり前のように使っていた。



私にもスマートフォンで新聞や本を読む日が来るのだろうか。

2011年2月8日火曜日

民主党  2011.2.8




少し寒さが緩んだ日々があったと思ったら、再び寒さが戻ってきた。
まだまだ春は遠い。




今夜は民主党政権について書いておきたい。



一昨年の夏、民主党は衆議院議員選挙で念願の政権交代を果たした。
テレビの開票速報で民主党の躍進ぶりを知り、驚いたことは記憶に新しい。
当時は安倍氏、福田氏、麻生氏の順番で毎年、内閣総理大臣が交代し、
自民党政権は国民の支持を失っていた。
そんな状況の中、子ども手当、高校授業料無償というマニフェストを掲げた
民主党に多くの国民が「一度は政権を取らせてみるか」と考えた結果だった。
(自民党の)敵失、プラス国民の期待がまじりあっていた。



政権の滑り出しは素晴らしかった。
とりわけ八ッ場ダム建設中止、日本航空再建の着手など前原大臣の
活躍ぶりは際立っていた。(国土交通省:当時)
私も「ひょっとするとこの政権はマルかもしれない」と期待した。

初回の事業仕分けも斬新だった。
連日、多くの見物人が仕分け会場に集まった。



昨年7月に行われた参議院議員選挙で民主党は単独過半数を獲得する
ことができなかった。
政権を獲得した時のような民主党ブームは起こらなかった。
国民は移り気である。
選挙直前に菅首相が消費税前向き発言を行ったことも国民には唐突に
感じられた面もあっただろう。
小沢一郎氏が幹事長として地方からの陳情を一手に引き受けるなど
裏で権勢を誇示したことも党にとってマイナスに働いたと思う。



現在は2011年度予算を通すために四苦八苦している状況だ。
菅直人首相もさぞや大変だと思う。
テレビで見る表情も少し暗く硬い。



私が民主党政権について思うことはただ一点に尽きる。
選挙で掲げたマニフェストを見直すのであれば国民の信を問うべきだと
いうこと。
あのマニフェストがあったから民主党に投票した選挙民は多いはずだ。
国民に「甘い言葉」をかけて政権を取った面は否定できない。
そこを翻さざるを得ないのであれば、「これとこれはできたけど、これは
できませんでした。それでも政権を担ってもよろしいか」と選挙で信任を
得るべきである。
それが世の道理、人の道だと私は考える。

2011年2月6日日曜日

アイスクリーム   2011.2.6





食べる頻度は多くないが、アイスクリームは好物だ。



幼少の頃、親からもらった10円玉を握りしめてお菓子屋に走ったことを
思い出す。
アイスクリームが入ったショーケースを開けて、どれにしようか
迷いながら棒アイスを買うのが楽しみの一つだった。
当時、名糖というメーカーもあった。
今も存在するのだろうか。



アイスクリームを代表するのはバニラ、チョコレートだが、どちらも
甲乙つけがたい魅力がある。
最近では抹茶アイスもとてもおいしく感じる。
甘さが抑え気味なのでさっぱりしていてくどくない。



アイスクリームを食べると、いつも「もっと食べたい」と思う。
カップのアイスを食べるたび、量的にモノ足りなく感じるのだ。
ハーゲンダッツはおいしいけど量がかなり少ない。価格も高い。
だからハーゲンダッツを選ぶことは稀だ。
量の多い明治スーパーカップを選択することが多い。
しかし、スーパーカップも1個では食べ足りた気にはならない。


おそらくキリがないのだ。
「もう少し食べたい」というところでやめておくのがいいのだろう。
何ごとも腹八分目がいいのだ。

2011年2月3日木曜日

いつも音楽と共に生きてきた( Crackerbox Palace) 2011.2.3




嫌なことがあったりすると必ず思い出す歌詞がある。

Sometimes good,sometimes bad
That's all part of life
(良いこともあれば悪いこともある。それが人生。)

George Harrison の Crackerbox Palace (←クリック)の一節だ。



George Harrison がその短い生涯を閉じてから、今年の11月で
10年になる。
思えば、とうの昔に亡くなっているのだが私には彼が今でも
生きている気がすることがある。



享年58歳での死は早すぎた。
彼は最初に肺癌に侵され、後に脳に転移した。
最期は米国の友人宅で療養中に息を引き取った。
私は55歳になるが、もしも自分に残された寿命が3年しかないと
したら辛い。



死を覚悟した彼が身内に指示したことが3つある。

1.葬儀は行わない。
2.遺体は火葬する。
3.灰はガンジス川に流す。


ガンジス川に流す、というのはかつてインド音楽に傾倒した名残
だろうか。
いかにも彼らしい意思だと思う。



参考文献:THE LITTLE BOX OF BEATLES (Alan Clayson)

2011年2月1日火曜日

便利な生活を支えるもの  2011.2.1

              青い空、白い雲    撮影:1月30日



昨年末、液晶テレビに買い替えた。
画面の大きさ、画像の美しさに満足している。

2週間前にノートPCを買い替えた。
起動の早さやインターネットの接続が途切れない点に大いに
満足している。



テレビ、パソコン、スマートフォン、iPod、デジカメ・・・
便利な製品に囲まれて私たちは暮らしている。
しかし、これらすべての製品が使えるのは当たり前の話だが
電気のおかげである。
電力の供給が途絶えたら便利な現代生活は成り立たない。



新幹線、通勤電車もしかり。
電力というインフラ(基盤)は決定的に重要である。
水、空気と同様、必要不可欠だ。
安心して電力が供給されていることに感謝しなければいけないと
思う。