2011年2月3日木曜日

いつも音楽と共に生きてきた( Crackerbox Palace) 2011.2.3




嫌なことがあったりすると必ず思い出す歌詞がある。

Sometimes good,sometimes bad
That's all part of life
(良いこともあれば悪いこともある。それが人生。)

George Harrison の Crackerbox Palace (←クリック)の一節だ。



George Harrison がその短い生涯を閉じてから、今年の11月で
10年になる。
思えば、とうの昔に亡くなっているのだが私には彼が今でも
生きている気がすることがある。



享年58歳での死は早すぎた。
彼は最初に肺癌に侵され、後に脳に転移した。
最期は米国の友人宅で療養中に息を引き取った。
私は55歳になるが、もしも自分に残された寿命が3年しかないと
したら辛い。



死を覚悟した彼が身内に指示したことが3つある。

1.葬儀は行わない。
2.遺体は火葬する。
3.灰はガンジス川に流す。


ガンジス川に流す、というのはかつてインド音楽に傾倒した名残
だろうか。
いかにも彼らしい意思だと思う。



参考文献:THE LITTLE BOX OF BEATLES (Alan Clayson)