撮影:3月26日
土曜日を迎えた。
大地震発生以来、ずっと緊張して生活してきたせいだろう。
昨晩は疲れを感じると共に、強い眠気に襲われてバタンと眠って
しまった。
そろそろ平常時のペースに切り替えるタイミングが来ているのでは
ないだろうか。
そう思ったから午前中、川べりまで散歩に出てみた。
大気中の放射線量は通常よりやや多いのかもしれないが、
気にしていては何もできない。
実際に気にするほどのデータではないだろう。
あいにく風こそ強かったが、久しぶりに散歩道を歩いてスッキリとした
気分を味わった。
一週間前の土曜日(19日)はガソリンスタンドに長い車列ができた。
スーパーから米、パン、牛乳などの生活物資が消えていた。
実際に絶対量も少なかったのだろうが、パニックだったのだと思う。
今日のガソリンスタンドは何事もなかったかのように空いている。
一週間前の不安な気持ちがウソのようである。
生活必需品の購入に不安がなくなればパニックもなくなる。 今は飲料水が売り場からすっかり消えている。
木曜日に東京都の浄水場で放射能が検出された影響である。
だが、これも一時的な現象だろう。
福島第一原発が安定冷却できるようになり、大気や水の放射能濃度が
低くなれば収まるはずだ。
早くそのステージになることを切に願っている。
ランニング練習する大学生