朝陽のあたるビル(溜池山王) Photo by GR DIGITAL Ⅲ
消費税率アップを巡る与野党の攻防が始まった。
政府案では2014年4月に税率8%、翌10月に10%へ上がる。
民主党内にも反対論があるそうだ。
景気への悪影響が反対理由だ。
確かに消費は落ちるから景気にプラスにはならないだろう。
自民党は議論の軸をずらそうとしている。
民主党がマニュフェストで約束したことを守っていない、
だから国民に信を問うべきであると。
一理はある。
マスコミが街頭で「消費税増税に賛成ですか、反対ですか」と
アンケートを取って報道する。
誰だって国家財政の背景をきちんと説明されることなく
賛成か反対かと尋ねられたら「反対!」と答えるだろう。
くだらなくて見る気にもなれない。
私は増税やむなしと考える。
民主党政権であろうが自民党政権だろうがそれは変わらない。
日本の借金はまもなく1,000兆円を越す。
税収は40兆円程度、年間国家予算は約90兆円だから
借金が大きすぎる。
早く軽くしておかないと危険だ。
国家の危機を国民全員がお金を出して避けなければいけない。
だから増税やむなし、なのだ。