春の三連休。
増税前の買い物客で商業施設が混雑するのだろう。
朝刊にどっさり折り込み広告がついてきた。
どんな会社が何を売りたいのかを知るうえで、この
アナログ広告媒体は情報源になる。
まず、携帯電話のキャッシュバックが目立つ。
この手法はどこかが始めるとライバルも追随して
入り乱れた商戦になる。
そのうちに利益率改善がテーマとなって見直され
消えていく運命だ。
増税前の駆け込み需要を取り込もうとする広告も目白押し。
・増税前にまとめ買い!(東急ストア)
・消費税5%で買える最後の三連休(ヤマダ)
・増税直前 いよいよカウントダウン(AOKI)
・増税秒読み!今が買い時!!(TSUTAYA)
売る側にとっては、普段は見向きもされない不動在庫を
処分する絶好のチャンスなのではないだろうか。
まとめ買いの店頭に出せば客が喜んで買っていく。
不動在庫はロスだから、これは笑いがとまらないはず。
5%のうちに買おうと思う心理は「損をしたくない」と
いう人間の防衛心理に基づく。
しかし、3%安いからといってそれほど必要性のないものまで
ついで買いする人も多いと思われる。
3%安く買えたのだから賢い買い物をした、と本人が満足感を
味わっていればそれはそれでいいのだろう。
遠からず8%で買わなければならない時が来る。
駆け込み買いは今だけのお祭り。
私は4月4日で切れる通勤定期を買うつもりだ。