2017年9月3日日曜日

いつも音楽と共に生きてきた(砂に消えた涙:弘田三枝子)  2017.9.3

新横浜



ぐっと涼しくなった。


季節は人間の営みとは無関係に、先へ先へと進んでいく。
今朝は久しぶりに窓を開け、部屋に外気を取り込んでいる。
これからしばらくは”エアコンなし、窓開け”ができそうだ。
窓を開けただけでも気持ちがすっきりする。


先日、NHKニュースの続きで歌番組をぼんやり観ていた。
昭和歌謡”がテーマだったか、”夏の恋”だったのかは忘れた。
さまざまな曲のなかでもっとも印象に残ったのが「砂に消えた涙」。
弘田三枝子やザ・ピーナッツの持ち歌である。
大昔、蒲田のブラウン管テレビで観た、あの歌だ。


wiki で確認すると1964年12月リリースとなっている。
もともとイタリアの曲で、日本人では弘田三枝子が最初に歌った。
伊東ゆかり、ザ・ピーナッツも翌年にレコードを出している。
その後、黛ジュン、安西マリア、竹内まりや、岩崎宏美など、そうそうたるメンバーが歌っている。
それだけ名曲なのであろう。


あの頃は高度経済成長が始まるあたりだ。
両親も若かった。
兄も私も小さかった。
夢中で働き、泣いたり笑ったりしているうちに還暦を超えてしまった。
早い。


これから先、私にどれくらいの寿命が与えられているのかはわからない。
家族、友人、趣味仲間と共に、時間を大切に進んでいきたいと思う。
「砂に消えた涙」を聴いて、そんな大層なことを考えた。


「砂に消えた涙」(←クリック!)