2018年7月6日金曜日

再び、ベルギー戦   2018.7.6

生田緑地 枡形山展望台から都心を望む




サッカー日本代表チームが帰国した。


開幕前は期待度が低かったが、初戦のコロンビア戦で勝利をおさめてから雰囲気は一変した。
成田空港では多くのファンが出迎え、凱旋帰国の様相を呈するまでになった。
スポーツはいつの時代も「勝てば官軍」である。
ファンの心は移ろいやすいがそれがスポーツの宿命であり、是非を論じてもしかたがない。


今回のベルギー戦はこれから先、ワールドカップのたびに「ドーハの悲劇」同様、長く語り継がれることだろう。
2点先制、その後追いつかれ後半ロスタイム終了間際の失点で敗戦。大逆転負けである。


しかも失点する直前は日本がコーナーキックで攻める側だった。
本田のコーナーキックを相手キーパーが直接キャッチし、すばやくカウンター攻撃をしかけ、10秒程度で決勝のゴールを決めた。
ベルギーはゴール前の選手がパスをスルーする余裕まで見せて決勝点をもぎとった。
日本チームはコーナーキックの時点で、守りの意識はほぼ皆無だったと思われる。


この敗戦は辛いが、今後の日本代表チームに貴重な財産を残した。
「ロストフナドヌーの悲劇」として。
人は失敗からしか学ぶことはできない。