山下公園(横浜市中区) 撮影:12月29日
昼間は穏やかだった天気も、2時過ぎから強い北風が吹き始めた。
大晦日なので夕食前にウォーキングを済ませた。
強い風のなかをあれこれ想いを巡らせながら歩いてきた。
40年以上前、入社の内定した会社から招集がかかった日のこと。
いわゆる入社前オリエンテーションだったと思う。
そこで人事課の人から小さな本が我々学生に渡された。
「舘林語録に学ぶ」というタイトルだ。
くれぐれもぞんざいに扱わないように、と念押しされた記憶がある。
舘林氏とは2代目社長を務めた、会社の功労者である。
当時、すでに故人となっていた。
本には仕事の心構えや氏の人生論がちりばめられている。
そのなかで今でも印象深い一節がある。
「どんなひねくれ者でも、正月は新たな気持ちになるだろう」という一節だ。
年末年始になると必ずこの一節が頭をよぎる。
若い頃のインプットって大切だな、と思う。
ちなみにこの本はまだ私の本棚に存在している。