7月13日
今では誰も言わなくなった「いつやるか?」「今でしょ!」。
そうだからこそ私はさまざまな機会をとらえてこの言葉を発し、寒い笑いをとっている。
ズレ感を醸し出すには絶好のネタで、皆さんにもお薦めしたい。
今朝、駅前で若い男性2名、女性1名が通勤途上の人々に向かってパンフレットを渡そうと立っていた。
バスの中から眺めた限りでは、ほぼ誰も受け取ろうとしていなかった。
路上配りは難しい。
私はこの時期、配布するPRチラシが何なのか興味の柱が立った。
バスから降りた私は、チラシを配っている若い男性に近寄り「ください」とささやいた。
男性は待ってましたとばかりに「ありがとうございます!よろしくお願いします」と言ってチラシをくれた。
それが写真のチラシと林先生うちわである。
そうか。
今週で一学期は終わり、夏休みを迎える。
予備校はかき入れ時なんだと気が付いた。
配っていた若い彼らはきっと東進衛星予備校のアルバイト講師に違いない。
あるいは講師見習いか。
私が現役の受験生だった頃、予備校の雄は駿台予備校であり、代々木ゼミナールも生徒をかなり集めていた。
時代は変わり、今や河合塾、東進ハイスクール、駿台予備校が三傑である。
以下、Z会、大学受験ナビオ、代ゼミ、四谷学院と続く。
この業界も栄枯盛衰が激しい。