生田緑地(川崎市多摩区) 4月3日
久しぶりの生田緑地。
桜はほぼ散り、新緑が目についた。
日増しに春が加速している感覚を覚えた。
ここへ来るたびに思うことだが、自宅の近所に自然豊かな緑地公園があるということは幸せである。
先日、老後を満足に過ごすうえで、人間関係の形成は貯蓄など有形資産の形成と同程度の大切さがあると書いた。
加えて、日本人男性の場合、スポーツや娯楽団体に属していない割合が83.1%で、ドイツの52.2%、米国の75%を上回る。
芸術、音楽、教育団体、慈善団体に参加していない日本人男性の割合もドイツ、米国を上回る。
人間関係に乏しいと歳をとってから活力が湧かなかったり、新たなキャリアに挑戦する機会が少なく生産的であり続けることが難しくなる。
内閣府のアンケートに「親しい友人がいない」と答えた60歳以上の男女の割合は31.3%だった。(2020年:日本人)
男性に限れば40.4%に跳ね上がる。
スウェーデン9.8%、ドイツ14.3%、米国18.8%と比較すると寂しい現実が浮かび上がる。
気のおけない友人を持っているということは、日本人高齢男性にはきわめて貴重なことである。