Bing Wallpaperより
少し前の日経新聞に素晴らしいコラムがあったので紹介する。
6月27日 夕刊の「あすへの話題」。
翻訳家の斎藤真理子氏が「良い変化」と題したコラムを寄稿している。
以前よりは良くなったと思えること。
・保育園に送り迎えするお父さんの姿が当たり前になったこと。
・立ち小便の激減。
・車のシートベルト。
・駅のホームドア。
・飲酒運転は重犯罪という認識ができたこと。
・痴漢は犯罪。
・レイプは魂の殺人という認識。
・「恋愛」といったら男女間のものという固定観念が崩れたこと。
・LGBTの人々への理解。
・いかなる場合も体罰はいけないという認識。
・本名で暮らし、働く在日コリアンの人々が増えたこと。
斎藤氏はまだまだ不十分だ、限定的、という保留はつく、という。
ここまで変化してきたことがもう絶対に後戻りしないよう、押さえておきたい。
昔を知る人たちの義務だと思う、と結んでいる。
世の中の課題ばかりあげつらっていると憂鬱になる。
美点凝視もときに必要と感じた。