銀座の秋空 撮影:11月6日 15:33
仕事をしていると自らの成長を実感することがある。
私は今日、それを体感した。
それにより一日中、精神が高揚していた。
先週、つまり特別休暇明けに”ある件”で私は仙台の
大切なビジネスパートナー責任者から誤解を受けた。
詳細は省略するが、明らかに彼は誤解した発言を私に
浴びせた。
冷静にこちらの事情を説明して理解してもらえたが、彼は
表現してしまった怒りの収め先に困った様子がみてとれた。
お互い、気まずく電話を置かざるを得なかった。
月初の三連休にまで、その一件は引きずった。
心の中に「何故だ?相手にとって良かれと思った行動なのに?」
と、思い出してはズキズキ滲みていた。
結局、連休が終わるまで疑問は解けずじまいであった。
昨日、ハッと私のなかに”気付き”があった。
相手は販売現場責任者である。
私にも経験があるが、売上を締める月末は異様な精神状態に
陥ることがある。
その状況において、私は彼にメールだけで意思を伝えようと
していたのだ。
メールは便利だし、活用しなければ今やビジネスを執行
することはできない。おおいに活用すべきである。
ただし、メール一辺倒では片手落ちなのである。
メールではものごとの奥行きが伝わらないことがある。
今回、私が犯した失敗はまさにこれだったのである。
今日の午後、彼に電話が通じて私は詫びた。
彼は彼で、照れた様子で「いやいや、気にしなくてもよいのに。
私は最近、余裕をなくしてしまっていて・・・」と言う。
それでも私はメールだけで終わらせようとしたことを詫びた。
先週は気まずく終わったのに、お互い気持が通じた瞬間だった。
これだから働くこと、仕事をすることは素晴らしい。
なんだかとても嬉しくて、心躍る一日だった。