センチュリーハイアットホテル 撮影:11月23日
大晦日の紅白歌合戦を楽しみにしている。
この番組の素晴らしさに着目するようになったのは、
比較的最近のことである。
通常の歌番組と較べると、時間とコストのかけ方が違う。
普段観ることがなくなった大物歌手、たとえば橋幸雄とか
北島三郎の卓越した歌唱力を再認識できる。
小林幸子、美川憲一の巨大装飾衣装も楽しみだ。
怖いもの見たさの感覚に近いものはあるが。
よく観ると舞台装置も凝っていることがわかる。
幼少の頃、両親に大晦日だけは夜更かしを許された。
当時はそれだけでうれしかったものだ。
年越しそばを食べながら、過ぎ去りし一年をしみじみ
振り返りながら、私は今年も紅白歌合戦を観るのだ。