2008年11月3日月曜日

学生ラグビーを愛す(早大 vs 帝京) 2008.11.3

             秩父宮ラグビー場   撮影:11月1日



11月に入ると学生ラグビーは佳境を迎える。
上位校の対戦が始まるのだ。



一昨日も関東大学ラグビー対抗戦が行われ、優勝候補・早稲田
学生チーム四強の常連・帝京の対戦を観戦するために
多くのファンが秩父宮ラグビー場に詰めかけた。
私も友人たちと誘い合わせて観戦に出かけてきた。



文字通り雲ひとつない秋晴れのなか、鍛え上げられた学生達の
好ゲームに観衆は魅了された。
下馬評では圧倒的に早稲田有利だったが、試合が始まると
帝京のフォワードが予想以上に強く主導権を握って離さない。
前半を8-7で折り返し、後半も試合の流れは変わらない。
早稲田の焦りからくるミスも目だった。
無理なパスで選手間の呼吸が合わず破綻していった。



終始、帝京がリードしたまま18-7で優勝候補・早稲田を破る金星を
挙げる結果となった。
意外なほど早稲田は脆かった。
やはり、フォワードで負けると試合には勝てない。
今年の大学選手権は帝京が優勝か、と思わせる試合だった。



このまま帝京が簡単に優勝できるとは思わないが、現時点で
最も栄冠に近いことは間違いない。
早稲田がシーズン後半に向けて、どこまで建て直してくるか
楽しみは残った。



これだから学生ラグビーはおもしろい。