2008年11月30日日曜日

無常  2008.11.30


秋の深まりとともに空気がピンと張り詰めてくる。
澄んだ青空は美しく、とても気持が良いものだ。
陽光がキラキラ輝き、観るものすべてが映える。
美しい紅葉にもどこか寂しさが潜むようになる。
散り落ちる葉の様(さま)に、人の命の儚(はかな)さがダブる。
世の中に常のものなし。これが無常。
だからこそ、一日一日を大切に生きる。
人は無常なるものを知った時、生かされていることへの
ありがたさを感謝する。
自然や他人(ひと)に対して、謙虚になれる。