日比谷通り沿いの建物
今や、日常生活に欠かせない道具となった携帯電話。
外出の際、自宅に忘れてこようものなら困ることおびただしい。
日本のキャリア(携帯電話会社)はドコモ、KDDI、ソフトバンクの
実質3社である。
私はドコモユーザーだが、ソフトバンクの健闘ぶりに着目している。
犬の「お父さん」CMを観るのは楽しみのひとつである。
電気通信事業者協会のホームページに年度別・月別の契約者数データが
掲載されている。
データをチェックしてみると、ソフトバンクの成長ぶりが確認できる。
<2007年1月時点と本年1月での契約者数>
ドコモ 5222万件 → 5554万件(成長率 106.4%、増加数332万件)
KDDI 2623万件 → 3144万件(成長率 119.9%、増加数521万件)
Softbank 1566万件 → 2185万件(成長率 139.5%、増加数619万件)
ソフトバンクは数年前にボーダフォン(その前はJ-フォン)の基盤を買収した。
あまりパっとしなかった事業をここまで成長させたのは経営力そのものである。
ボーダフォンのままであったならここまで伸張していなかったはずだ。
とはいえ、ドコモのシェアは約50%あり、その牙城を崩すのは容易ではない。
これから先、どのように展開していくのか興味深く見守りたいと思う。