2011年1月16日日曜日

嫌いな発声  2011.1.16


                     撮影:1月16日


通勤電車で女性車掌が乗車することが一般化して久しい。



私は女性車掌を歓迎している。
アナウンスに変な声色(こわいろ)を使わないからである。
男性車掌が奇妙な職業的声色で「つぎはー、xxxでございます」と
発声するのを聞くのが嫌いだった。
間違ったプロ意識とでもいおうか。
普通に喋れよ、と思ったものだ。



その点、女性車掌は普通に発声しているから聞き取りやすい。
だから女性車掌が増えていることを歓迎する。



もうひとつ、嫌だなと感じている声色アクセントがある。
甲子園の高校野球における女性アナウンスの定番アクセントだ。
「いちばん  センター  xxxxくん」と発声する際の、「くん」が
不自然に落ちる発声が嫌いなのである。
おそらく甲子園ではこう発声するのだ、と指導されているのであろう。
これが伝統なのだ、とでも言いたげだ。
十年一日のごとく、いっこうに直す気配がない。



電話で声色を替える人も信用ならないと感じている。
どうして普通に喋らないのか不思議である。
よそ行きの声を出して何かメリットでもあるのだろうか。
理解できない所作である。