浜離宮の桜
すっかり暖かくなった。
季節は完全に春へと移行した。
大地震のことは忘れてしまいたいのだが、連日襲ってくる余震が
そうはさせてくれない。
一昨日(4月11日)夕方には大きな揺れがあり、昨日も二度ほど
身体に感じる強い揺れがあった。
こんなに頻繁に揺さぶられるから、私の地震酔いは治りそうにない。
四六時中、揺れているような錯覚に悩まされている。
その一方で、生活必需品のモノ不足はほぼ解消したようだ。
米、パン、牛乳、納豆などは潤沢にスーパーの棚に並んでいる。
飲料水が足りないくらいだろうか。
ガソリンスタンドに、クルマが列をなすことはもうない。
被災地が復興するまでには気の遠くなるくらいの時間が必要だろう。
福島第一原発事故の収束もかなりの時間を要することが確実視
されている。
余震がおさまり、人々が普通にお金を使って経済が活性化するまで
どのくらいかかるだろうか。
余震を感じるたびに悲観的な気分に捉われてしまうが、希望を捨てず
前を向いて生きていきたいと思う。
まさに、がんばろう!日本である。