浜離宮
好天の休日を迎えた。
マンションの窓から見える銀杏の木々には緑の新芽が芽吹き
それが日に日に成長しているのがわかる。
冬物のコート類も昨日クリーニングに出した。
今回の大震災に際して政府の対応を批判する声があがっていると
報道されている。
自民党はもちろんのこと、同じ民主党内でも小沢氏が批判の声を
強めているらしい。
私はこのことに強い違和感と不快感を感じている。
大地震の翌日、菅総理は自衛隊機で被災地を空から視察した。
震災の大きさを確認すると、すぐに10万人の自衛官を被災地に
派遣することを決めた。
当初は5万人規模を考えていたが、自らの目で見て決断した。
報道されている通り、自衛官たちは現地で被災者の救援や復旧
活動に貢献した。
10万人規模の派遣を決めたのは菅総理である。
福島第一原発事故に対して東電に檄を飛ばしたのも菅総理である。
政府のスポークスマンとして枝野氏の活躍も素晴らしかった。
もともと地味だが「できる男」であることを証明し男をあげた。
計画停電の了承など個々の判断が万全だったかは今はまだ判断
できない。
結果的に間違ったジャッジも混じっているだろうと思う。
しかし、未曽有の大震災に見舞われた非常時・混乱時でのことである。
すべてがベストに運べるほどヒトは賢くない。
私が社会人になりたての頃に教わったことがある。
「他人を批判することは、批判する相手の10%の能力があればできる」
ということだ。
こんな事態に際してもなお、時の政権を批判することしかできない
一部政治家には失望を禁じ得ない。
私は民主党びいきではないが、菅総理をはじめとする政権の奮闘を
強く支持するものである。