インターネット配信されているソフトバンクの株主総会を閲覧した。
一昨日(6月24日)に行われた株主総会だから情報としては新しい。
総時間2時間20分にわたり孫正義社長の話を聞いたが、非常に
聞きごたえのある内容である。
まず、驚くのは携帯通信事業での高い成長である。
同社がボーダフォン・ジャパンから携帯電話事業を買収したのが2006年。
以来5年が経過したが、目覚ましい成長を続けている。
買収時点でのユーザー数が1,500万だったのに対して、現在は2,500万
にも増えた。
営業利益金額では国内第三位だ。(2010年度)
ボーダフォン時代は年々ユーザー数を減らし利益も減らしていたのに
ソフトバンクになってからは右肩上がりを継続している。
これこそ経営の力である。
自然エネルギー事業へ参入するにあたり、その想いを熱く訴えるくだりは
感動的だ。
売上・利益をあげることを超越した、彼の使命感を感じることができる。
この事業が形になるまでには、さまざまなプロセス・壁が待ち受けている
だろうが、ぜひ成功してほしいと願う。
孫社長の話は無駄がなく論理的でわかりやすい。
話すスピードもちょうどよく、聞いていて心地よい。
読者のみなさん、なかでも経営に携わる人にはアクセスすることを強く
お勧めしたい。
聞く価値のある2時間20分である。
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