2011年9月30日金曜日

期末  2011.9.30

広告 撮影:9月27日 by GR DIGITALⅢ at あざみ野駅


   9月30日。
   月末かつ期末である。
   ちょうど金曜日で、暦の上では区切りがよい。
   来週明けから新たな期が始まることになる。


   こんな日は、過ぎた6ヶ月を振り返る気持ちになる。
   4月は大震災の影響が色濃く残る月だった。
   先行きに大いなる不安を抱えたままスタートした。
   販促策を打つにも生産停滞の状況であったから、どう打ち出すか
   あれこれディスカスした時期である。
   前例のない大震災後の品不足を、手さぐりでよくぞ乗り切ったものだと
   今になって思う。


   6月は月初めに年一回の定例イベントがあったから、4-5月は
   その準備に追われた。
   5月には家内の入院・手術もあった。
   私と長男・長女で団結した時期でもある。


   7月にちょっとした問題が発覚し、対策に頭と心を悩ます日々が
   続いたこともあった。
   精神的にきつい時期だった。


   8月は夏休みを満喫した。
   北海道の温泉を3か所回ってリフレッシュすることができた。
   新たなデジカメを購入して、写真撮影の楽しさに目覚めた時でもある。
   夏休みが終わると、9月中旬のこれまた定例イベントの準備に
   追われる日々だった。


   こうして振り返ると、いろいろなことがあり、過ぎてしまえば
   あっという間の半年だった。
   来週から始まる新たな期もいろいろなことがあるだろう。
   前向きに、かつ健康で立ち向かえれば、と思っている。
   明日、明後日はゆっくり英気を養いたい。

2011年9月29日木曜日

追伸(オジマ氏との再会)  2011.9.29

Photo by GR DIGITALⅢ



   一昨日に再会したオジマ氏は毎日欠かさずブログをアップ
   しているそうだ。


   埼玉へ避難する前、彼が夢中になっていたのは自転車だ。
   それにちなんでのことだろう。
   ブログ名は「自転車で go」という。
   私同様に日常生活のさまざまな事項を切り取って書いている。


   ぜひ、時間があれば読んでみてください。
   原発事故からの避難生活中なので、テーマは原発事故補償などが
   多いと予想される。
   私自身、まだしっかり読み込んでいないのでこれは推測だ。


   3・11以降の、貴重な現代史の記録でもあると思う。


   自転車でgo   → http://roadbike2009.seesaa.net/

2011年9月28日水曜日

オジマ氏との再会  2011.9.28

JR北浦和駅 撮影:9月27日 by GRDⅢ




   昨日(27日:火)、休暇を取った。
   今月、中旬に土曜日出勤をしているのでその代休を取得したのだ。


   午後、電車を乗り継いで約2時間。
   JR北浦和に住むオジマ氏宅を訪ねた。
   オジマ氏はもともと南相馬の住人だが、福島第一原発事故のせいで
   母親とともに北浦和の兄宅に避難しているのである。
   母親の介護をしているので、気軽に外出もできない状況が続いている。


   今月初めに携帯へ電話をもらった時、「外で会えないのなら北浦和宅で
   会おう」ということを決めていた。
   到着したのが午後3時。
   私は缶ビール、彼は缶チューハイを手にしながら、大震災以来の彼の身に
   降りかかった激変生活に耳を傾けてきた。


   下記の写真(右)は、枝野大臣が「弁護士の私が読んでもよくわからない」と
   批判した東電の賠償手続き案内書である。
   パラパラめくってみたが、なるほど一見して複雑な内容になっている。


   南相馬に戻ろうにも、母親が入る病院がない。
   加えて、戻っても仕事もない。
   先の見えない状況のなか、オジマ氏は懸命に母親の介護に精を出して
   いる毎日だ。


   東電の補償がいつまで継続されるのか。
   それが彼の現在の最大関心ごとのようだった。
   私は半径20km以内など、限られたエリアに住んでいた住人は人数が
   決まっているのだから、悪いようにはされないと思うと考えを述べた。
   実際そうなるだろうし、そうでなくては被災者は浮かばれない。


   滞在すること約3時間。
   夕方、彼が母親の食事準備を始める時刻がきた。
   再会を約束して、オジマ氏の未来に幸あれと祈りながら、ちょっぴり複雑な
   気持で北浦和をあとにした。
   これは同情とかの感情ではない。
   大震災が人の人生を大きく変えてしまったこと、その現実をリアルに
   見たことで、私の中で整理ができない思いに捉われたのである。







2011年9月26日月曜日

風立ちぬ 2011.9.26

Photo by Caplio R7



   三連休が終わり、また普段の生活に戻った。
   今朝は久しぶりにスーツの上着も着て出勤した。


   この三連休はお彼岸(23日)から始まった。
   暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったもので季節が夏から秋へと
   ぐぐっと動いた感がある。
   夜のウォーキングも昨日から長袖着用で行うようになった。
   半袖では寒い。


   また、毎朝飲むカフェオレも三連休でアイスからホットへ変えた。
   シャワーだけの日々が6月以来続いていたが、昨日この秋初めて
   風呂を沸かして入った。


   これから10月に向かうが、暑い日も混じりながら少しずつ秋の気配に
   満たされていくことだろう。
   季節の変わり目は体調管理が難しくなる。
   上手に適応していきたいものだ。



2011年9月25日日曜日

iPhone 2011.9.25

au あざみ野店



   普通の携帯電話が雪崩を打つようにスマートフォンに置き換わっている。
   来年3月末までには、国内では25%がスマホになると予測されている。


   スマホの先駆けはApple の iPhone である。
   2007年に登場してから携帯電話の世界を変えた。
   Apple の独創性、従来存在しない新たな製品を開発する能力には
   脱帽する。
   先駆者とは同社のような企業のことを指すのである。


   日本においては iPhone はソフトバンクが独占して販売してきた。
   今回、Apple の販売方針が変わり au も取り扱うようになる。
   独占販売のうまみを享受してきた SoftBank にも秋風が吹くだろう。
   一方、スマホ進出に遅れをとった au は強力な武器を手に入れた。
   Android 携帯や Windows携帯で追いかけていたところへ、最強の製品で
   一気に業績を伸ばすチャンスだ。
   会社の士気も高まっているだろう。


   一方、日本のチャンピオン docomo は今のところ iPhone を扱う気配が
   ない。
   一度は Apple と交渉したものの、同社独自のアプリである”お財布”や
   i コンシェルなどの搭載を断られたため、Andoroid一本で勝負する道を
   選択した。


   私は docomo 一筋12年のdocomoファンである。
   これからも docomo ユーザーであり続けるだろう。
   そんな私も docomo にはぜひ iPhone を扱ってほしいと願っている。
   私自身はXPERIA という Android携帯を使っているからしばらく変える
   つもりはない。
   しかし、多くのユーザーを引き付ける魅力ある製品 iPhone もぜひ
   扱ってほしい。
   魅力ある製品をユーザーに選択肢として提示するのは docomo の使命
   であると思うし、docomo ユーザーも願うことなのである。


NTT docomo あざみ野店

SoftBank あざみ野店

2011年9月24日土曜日

誰でもわかる欧州経済危機  2011.9.24

Photo by GR DIGITALⅢ



   連休二日目の朝。
   今朝もひんやりと涼しい。
   朝食には迷わずホットコーヒーを選択した。


   新聞、テレビで欧州の経済危機が報道されている。
   ここで簡単に解説しておきたい。
   グローバルな経済の時代だ。
   対岸の火事ではないから、大枠だけでも理解しておいた方よいと思う。


   まず発端はギリシャの国債が焦げ付く危険性があるということだ。
   国債とは国の借金で、いついつまでに利息を付けて返しますから
   お金を貸してください、の国家版だ。
   ギリシャ国債はヨーロッパ各国の銀行が保有している。


   ところが比較的最近、ギリシャの国家財政が大赤字であることが判明した。
   つまりお金が足りないのだ。
   そうするとどうなるかというと、国債の償還期限、つまり利息を付けて返す
   べき時期に、お金が返せない事態に陥る。
   (返せないことをデフォルト、と称する)
   その期限が12月とのことだ。
   もしそうなったら、ギリシャにお金を貸しているヨーロッパ各国の銀行が
   貸し倒れになる。
   ギリシャのせいでヨーロッパ各国の銀行が危うくなるのである。


   そうした事態を避けるために欧州中央銀行( European Central Bank :ECB)
   が10月にも、ギリシャへ大金を融資しようとしている。
   統一通貨のユーロを使う17ヶ国の日銀みたいな銀行だ。
   ただし、それで一時しのぎができたとしても、肝心なのはギリシャの
   国家財政がこの先きちんと立ち直るのか、という根本的問題が疑問視されて
   いる点にある。
   かなりヤバいのではないかという見方が強い。


   そんな状態だから、ギリシャ国債の利率はなんと年率80%だという。
   つまり10万円をギリシャに貸したとして、一年後には18万円になって
   帰ってくる(はず)ということだ。
   裏返せば、それだけ危険な国債だということになる。


   このところ、毎日のように欧州経済危機が報道されているのは、こうした
   背景があるのだ。
   大枠を理解して頂ければ幸いである。
   読者の皆さん、お金は大切に使いましょう。
   借金は速やかに返しましょう。




2011年9月23日金曜日

三連休 2011.9.23

Photo by GR DIGITALⅢ



   さすがに今朝は涼しく感じる。
   そろそろアイスコーヒーをやめてホットコーヒーに切り替える
   次期も近そうだ。


   今日から三連休。
   ゆったりとのんびり過ごせる幸せをかみしめる朝。
   私にとって、時間に拘束されない自由な時は何よりのご馳走だ。


   こんな朝は twitter すら忙(せわ)しなくてふさわしくない。
   新聞を隅から隅まで読んだり、あれこれ想いをめぐらせて過ごす。
   心の遊び、ゆとりは大切なんだと改めて思う。



   予定なし気の向くままに過ごす刻(とき)心にちから満たされてくる  天祐


2011年9月22日木曜日

台風一過  2011.9.22

Photo by Caplio R7


   昨日、台風15号が関東を襲った。
   首都圏に住む読者のなかには帰宅困難者になった人も多いと
   思う。


   私も、会社を出たのが午後3時半。
   東急東横線・菊名駅で待たされること約3時間。
   横浜線、横浜市営地下鉄と乗り継いで、帰宅したのは夜8時だった。
   普通に通勤電車が動くことのありがたみを味わう羽目になった。
   東日本大震災以来のことである。


   写真は台風通過から一夜明けた今朝、銀座で撮影したもの。
   壊れた傘の残骸が道ばたに数多く落ちていた。




2011年9月19日月曜日

家へ帰ろう  2011.9.19

Photo by GR DIGITALⅢ       撮影:9月10日



   夜になって雨が降りだした。
   九月の雨、September Rain  は太田裕美が歌っていた。
   この雨で少しは涼しくなってほしいと願う。


   今朝、墓参りへ出かけた。(鎌倉)
   墓に生えている雑草を抜いてきれいにし、墓のなかの父母、義姉へ
   語りかけてきた。もちろん心の中で。
   父母には生んでくれたこと、育ててくれたことへの感謝を述べた。
   義姉には兄の近況を報告してきた。
   なかなか行けない墓に行ったことでスッキリした。
   一区切りついたような。


   今夜は「家へ帰ろう」(吉田拓郎)が似合う。
   蒲田にはもう生家はないけれど、心は蒲田にある。
   父、母、兄と4人で暮らした時代を、なつかしく、いとおしく思い出す。



クリック → 「家へ帰ろう」




2011年9月17日土曜日

重荷を降ろした解放感 2011.9.17

浜松町駅から東京タワーを望む     撮影:9月17日



   土曜の今日、私はあるイベントの実施で浜松町へ出勤した。


   昨日、今日の二日間のために足かけ3ヶ月の準備期間を経て
   イベント本番を迎えた。
   この写真は夕方、展示物の搬出などすべてを終えて帰宅の途に
   つく前に駅前で撮影した。
   たしか去年も同じこと(東京タワーの撮影)をしたと思う。


   今夜はようやく、ようやく精神的にくつろげる。
   こんな夜は好きな音楽を聴くに限る。
   文字を追うよりも音楽のシャワーが合っている。
   明日、明後日と休みだ。
   高ぶった神経をクールダウンして、来週から再び気持新たに
   頑張ろうと思う。

2011年9月12日月曜日

三塚優子選手の復活(女子プロゴルフ) 2011.9.12

撮影:9月11日


   昨日、コニカミノルタ杯で三塚優子選手が優勝した。
   私は途中から彼女を応援していたので、喜ばしい結果となった。


   なぜ、彼女の勝利を応援していたか。
   ご存知の読者も多いだろうが、彼女は昨年、ゴルフ人生における”失敗”を
   犯しているからである。
   優秀なプレーヤーとして将来を嘱望されていた時のことである。


   昨年5月のこと。(サロンパス杯)
   プレーのスピードが遅い、と判断されて + 2打のペナルティを受けた。
   その判定を不服として、前半終了後でなんと棄権してしまった。
   若さゆえか、性格が短気なのかはわからないが、プロ選手として
   やってはいけない行為をしてしまったのだ。
   樋口会長(当時)から「あなたは大変なことをしてしまったのよ」と
   叱責もされた。
   2ヶ月の出場自粛処分も受けた。


   その後の彼女は案の定、成績が振るわなかった。
   優勝争いどころか、上位に名前を出すこともなくなった。
   おそらく精神的なものからくる不振だと私は感じていた。


   誰でも人生において失敗はある。
   人間だから仕方がない。
   私なんか数えきれないくらいの失敗をし、いまだに後悔の念に
   かられることがしばしばだ。


   失敗しても、やりなおしが許される世の中であってほしい。
   そう思うからこそ、失敗、不振、低迷のどん底から復活した三塚選手を
   心から祝福したいのだ。





2011年9月11日日曜日

実りの秋 2011.9.11

   昨日のこと。


   暑かったが写真撮影したくて、午後4時に GR DIGITALⅢ持参で
   愛する散歩道へ。
   今回の撮影モードはすべて初期値。
   つまり、プログラムモードは使用せず、すべてオートである。












2011年9月10日土曜日

メタボ対策 2011.9.10

摩周湖


   休日を迎えた。


   金曜日の帰社後から土曜の午前中にかけての時間帯は
   私にとっていつも至福の時である。
   決まった時間に起きて決まった時間に通勤する”縛り”から
   解放されて、体力的にも精神的にもくつろげるからだ。


   先日の人間ドックで診断されたメタボ。
   メタボは今に始まったことではなく、ここ数年の恒例だが
   今年は心に期するものがあった。
   このまま何も手を打たず放置したくない気持になったのである。


   対策は食事と運動だ。
   自宅、外とも、出てきたものを何も考えずすべて食べきって
   しまう悪習を改めた。
   とくにご飯などの炭水化物は要注意だと思っている。
   外ではご飯が多いと感じた時、遠慮なく残すことにした。


   運動は帰宅して夕食を済ませたら、1時間のウォーキングを
   開始した。
   昨晩で3日継続した。
   これで止めたら文字通り三日坊主ということになる。
   継続することが何より大事だと肝に銘じている。


   目標は脂肪を減らして筋肉を増やし、差し引きで減量すること。
   数値でいえば、ドック計量時の78.5kg を、まず73kg に落とすのが
   第一目標。
   そこをクリアしたら、次は71kg が第二目標になる。
   12年前に禁煙した時と同じ意気込みでチャレンジする。

2011年9月8日木曜日

天啓?  2011.9.8

撮影 8/18  層雲峡から阿寒湖へ向かう途中にて




   すべてに優れた能力を持つ者はいない。
   すべてダメな人もいない。
   皆、優れたところと苦手なところを持っている。
   他人(ひと)を見る時はそうしないと間違える。
   さすれば、この私だって優れた点もあるだろうし、ダメな点も
   あると考えよう。
   ダメな点にばかり意識がいくことはバランスを欠いている。
   自分の中の優れた点にも目を向けてあげよう。
   大切なのはバランス。
  


   <注釈>

   今日、素晴らしい仕事をした若手社員がいた。
   (若手といっても私より一世代若い社員だから、社の中では
   中堅、まさに働き盛りの世代であるが。)
   帰りのバスの中で、上記が頭をよぎった。

2011年9月6日火曜日

小宮山大臣のタバコ増税発言  2011.9.6

UNIQLO銀座店


   昨日、小宮山厚労相がタバコ増税をコメントした。
   700円という価格にまで触れた。
   昨年、従来300円だったタバコが400円以上にあがったばかりだ。


   私はタバコを吸わないから、増税されて価格が上がっても
   ダメージはない。
   しかし、私がマズイなと思うのは、小宮山新大臣が就任直後に
   やや過激で具体的な発言をしたことである。


   就任してすぐに刺激的な発言をすることは好ましくない。
   大臣への信頼感を損なうからだ。
   焦らずに、まずは全体をよく把握し、そのうえで機会をみて発言
   したほうがよい。
   閣内からも、さっそく安住財務相が「税金のことは私の所轄事項だ」と
   不快感を示している。


   せっかく野田内閣が誕生したのだ。
   民主党にとってラストチャンスと言われている。
   幸い総理大臣はバランスが取れた人柄のように報道されている。
   総理を支える大臣たちも発言に気をつけて、政権に傷をつけない
   ように願っている。
   その意味で小宮山大臣はイエローカードだと思う。

2011年9月2日金曜日

3.11後  2011.9.2

世相


この写真は、今日訪れたビルの入口にあった掲示板である。
3.11なかりせば、こんな掲示板を見ることもなかったことは
間違いない。
世相、という言葉が適切であるかどうかは自信はないが、3.11後の
首都圏を象徴したシーンであると感じた。
まもなく6ヶ月が経過する。

2011年9月1日木曜日

9月を迎えて思う 2011.9.1



9月を迎えた。


何度も書いているが、ためらうことなく時は過ぎていく。
いつか、この世を去る時に「良き人生だった」と思えるように
生きたいものだ。
そのためには限度をわきまえながらも、今やりたいことをやり
買いたいモノや行ってみたい場所を先送りしないことだと思う。


人生は楽しいことばかりでもなく、辛いことばかりでもない。
苦しい時は、そのことばかりに意識が集中してしまいがちだ。
特に私自身は性格的にその傾向が強いと感じる。
真実は、人生とは喜怒哀楽がさまざまに織りなす「時の集合体」
なんだと思う。
バランスを上手に保ちながらこれからの日々を送りたい。